[111](投稿)政府は「でたとこ勝負」

◆◆◆ 密閉でヒルカラボックス激減に
◆◆◆ エアコンも換気しないと危険です
◆◆◆ Go Toの「成果はどう?」悲喜こもごも
◆◆◆ 都内の方お断りです丁寧に

        アベノウタマロ 作



報道では、昼にカラオケすることで「集団感染」が、次々と発生し、客足が回復基調になっていた矢先に、「敬遠」され、経営不振になってしまいました。「敬遠は野球だけだと思っていたら」、コロナ禍の時代では、いろいろな場所で「敬遠」が起きています。
 政府も、「東京都」を「敬遠」しました。
「Go To キャンペーン」でも、東京都都民は「敬遠」です。
 そもそも、「Go To キャンペーン」の「危険性」を考えたら、「敬遠」する方がリスクを減じることになると思いますが。
 しかも、「Go To キャンペーン」の政府が言う「適正」な「措置を取っている宿」の指定は決まっていません。「ルールのない野球」=「草野球」以下ですね。あり得ませんね。
 宿泊施設でも、不安に思っています。「もし私の宿で、感染者がでたら、今後はもう営業はできないのではないか」と。

 「密閉空間」は避けるようにといわれてきていましたが、だれも「マル適マーク・虹マーク」は、後から決められたことで、「ここは『リスク』が高い」と判断する人がいないかの状態でした。東京都でも、職員数は限られていて、一軒一軒回って先手を打って監視していたわけではありません。無防備に監査に行けば、職員が罹患する「リスク」の方が高まります。「クルーズ船」の教訓が生かされていませんね。
 これは、「Go To キャンペーン」でも同じです。「適正にやっている宿」という証明を誰が保証するのかも決まっていません。罹患すれば「無料で検査・治療」が受けられるだけです。感染しても「休業補償」は、お客さんも宿屋も決められていません。
 このような無責任な状態を「前倒し」で決めて、「見切り発車」して、今後の2週間前後の感染者数の全国的増加がみられたときは、政府はどのように「責務」を果たすのか?これも決まっていません。
ある意味、「無政府状態」ではないかと思います。
 読者の皆様は、どのようにお考えになりますか?

      批評禍 石川木鐸(ぼくたく)

追記:若年層も含めて、感染者の年齢は幅広くなっています。「軽症の方」の、後遺症も苦難の道です。リスクはなるべく避けたいものです。受け入れの病床も政府は逼迫(ひっぱく)していないように言っていますが、アッというまにベッドが埋まり、重症者が増えて、医療従事者の仕事が増えると、患者さんの「長期治療」で、病床は埋まってしまいます。

 まだ罹患していない方も、患者さん本人も、医療従事者もいずれもこのようにならないように祈りたいものです。