[113](投稿)感染は成りゆきまかせ?

◆◆◆ 増加する全国的に感染が
◆◆◆ 困ったら科学者任せ責任も
◆◆◆ 夏は夏でアベノマスクは息苦し

      アベノシッサク 作

 

 報道(8月1日)では、東京都内で感染者が463人、全国では感染者が1578人です。右から上がりの悪い徴候です。
 しかし、今も「重症者」が「少ない」ということと、軽症者が多いということで、「休業要請」は出さないと政府・官邸・菅は「頑張っています」。
 東京都医師会長は30日に、感染者が全国的に増加しているので、収束させるためには(1)法的拘束力があり、補償を伴う休業要請を可能にする(2)研究にしか使えないPCR検査を実用化させる―を挙げています。
 産業の衰退を憂えて、感染者がニューヨークやミラノと同様なことになったらいけないと警告は科学者から出されたのは、もっと前でした。
 いまだ官邸・とくにアベチャンは「産業優先を良しとし、『自粛要請』には、否定的」と書かれています。
 科学的・医学的見地からの方策は「いつ、どんな指標を立てて、どのポイント」で、「発出」するのでしょうか?
 感染者が増加したら、これも産業は「壊滅状態」になると思いますが?「有事には弱い」アベチャン、「困ってしまって、わんわんわわん」というフレーズが子供の歌にありましたが、3回まわっても、感染拡大は止まりません。
 31日、有識者らによる新型コロナウイルス対策分科会(会長・尾身茂地域医療機能推進機構理事長)を開き、地域の感染状況をレベル0~3の4段階に分けて対策を講じる案を政府に提言しましたが、次の段階に移る予兆を把握する指標は示されず、来週以降に持ちこされています。この間でももったいない時間を座視するのでしょうか?
 「4月の緊急事態宣言時とは異なる」といいますが、どこがどう異なるのでしょうか?
 読者の皆様は、現下の状況をどのように感じ、考えておられますか?

      批評禍 石川木鐸(ぼくたく)