◆◆◆ 保健所を減少させた厚労省
セイフ・コウロウショウノ・シッサク 作
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８月１５日の読売新聞の報道によれば、見出しには、『保健師 県またぎ融通 コロナ局所的拡大に対応』「厚労省が仲介・調整」とあります。しかし、人出不足は深刻で、公衆衛生や感染症の学会などから保健師を派遣する仕組みの構築も始めているということです。
しかし、８月１２日の日本経済新聞では、
「保健師育成が課題」8割 コロナ対応 指導者不足浮き彫りに 全国の道府県・主要市区で調査 という見出しで
「新型コロナウイルスへの対応強化に向けて、約8割の自治体が専門知識を持つ保健師の育成を課題に挙げていることが、日本経済新聞の調べで分かった。感染の第1波では人手不足などから保健所の業務が逼迫した。ただ、指導者不足などの問題があり、保健師の確保は容易ではない」と「悲観的な」報道をしています。
【平成２３年度保健師中央会委資料】のよると、明らかに、年々、保健所の保健師の数は減少しています。病院、訪問施設などの数は増えていますが。
下記のは、日本看護協会の【平成２３年度保健師中央会委資料】です。参考にしてみてください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000231cm-att/2r98520000023ch8.pdf
今回の新型コロナ対策でも、保健所の減少・人出不足でPCR検査が十分にできなかったことが明らかになりました。保健所、保健師、検査技師を含めて、数を減じたことに起因していると思われます。
保健所の各職員をもっと増やし、高度な検査機器を導入してPCR検査を自動化するなどの、喫緊の対策が求められているのではないでしょうか？
批評禍 石川木鐸（ぼくたく）
