[150](投稿)核ゴミ処分場市町村町アンケート

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以下は北海道新聞電子版からの引用です。

09/01 05:00
核ごみ応募、178市町村「ない」 道内首長アンケート 寿都町に反対74人
 北海道新聞は、後志管内寿都町原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査への応募を検討している問題で、同町を除く道内178市町村長にアンケートを実施した。全市町村長が文献調査に応募する意思は「ない」と答え、177市町村長は最終処分場を受け入れる意思も「ない」とした。42人は農業や観光など産業への影響を応募しない理由に挙げた。寿都町の応募検討への賛成はなく、74人が反対した。

 調査応募や処分場受け入れの意思はないとした市町村長には、北海道電力泊原発が立地する泊、共和、岩内、神恵内の後志管内4町村、過去に地元で誘致の動きがあった夕張市オホーツク管内興部町、電力業界が適地と名指したことのある釧路管内厚岸町、核のごみの処分技術の研究施設がある宗谷管内幌延町が含まれる。空知管内妹背牛町は応募は否定しつつ、処分場は「国が適地を考えるべきだ」として受け入れの是非は「答えられない」とした。

 自由回答の「応募の意思がない理由」を分析したところ、「農業や漁業、観光業への影響」を懸念したのは釧路市十勝管内音更町、後志管内ニセコ町など42人だった。議会や住民と誘致を議論・検討したことがないは名寄市三笠市など25人、地層や輸送の問題を理由に「適地ではない」としたのは24人、核のごみを「受け入れ難い」とする道の核抜き条例の存在を挙げたのも16人いた。

 寿都町が文献調査への応募を検討していることに反対する理由(複数回答)は「北海道全体で議論すべきだ」が最多の49人で、賛否を「答えられない」は104人だった。

 <調査の方法> 8月18~27日、聞き取りまたは書面で行い、《1》文献調査への応募の意思《2》最終処分場を受け入れる意思《3》寿都町が文献調査への応募を検討していることへの賛否―について3~4択で回答を求め、理由を聞いた。



※※※ 

「核のごみ=高レベルの核の廃棄物」の北海道での受け入れ先はほぼないようです。観光や農業や漁業などへの多大な影響や地層の軟弱性などを考えてのことです。

先例に福島原発事故放射性物質が簡単には「廃棄できない」という事実があるからでしょう。低レベルなら良いとしたところもありましたが、福島原発周辺地域から離散し、地元に戻ってくる人も少数です。


①政府が福島原発事故周辺地域で許容する放射線許容値は、「放射能の空間線量」だと思うのですが、
年間20ミリシーベルトです。この「許容量」の地域で暮らすことは大変危険です。


原子力発電症周辺の目標線量の限度は、年間0.05マイクロシーベルト(0.05μsV)です。

①と②との線量の開きはとても大きいものです。


このことを読者の皆様はどのようにお考えでしょうか?


◆◆◆ 埋めても突き出てくる放射線
胡麻枷怒突出洲(ごまかせどとっしゅつす)作


批評禍 骨川筋衛門