[170](投稿)泊村の瀬尾さん

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以下は北海道新聞電子版からの引用です。
泊村に移住して脱原発運動を続ける 瀬尾英幸(せお・ひでゆき)さん
08/30 10:58

 北電泊原発廃炉に向け、後志管内泊村に移り住み、9月で丸5年になる。「私も、もう78歳。市民運動の前線で動けるのは残り数年。道内最大級の社会問題である泊原発を無くし、安心安全な郷土を取り戻したい」

 石狩市で妻や次女の家族と2世帯住宅で暮らしていたが、泊原発から約2キロの村営住宅に単身で乗り込んだ。家族は心配したが、「本気で廃炉を目指すなら原発の足元で生活し、原発問題の『当事者』になる必要がある」と決断。この5年間、放射性物質による健康被害など原発の危険性について、泊村や周辺町村でチラシの戸別配布や街宣車での呼び掛けなどを続ける。

 今年6月、同管内岩内町に事務局を置く市民団体「全後志・脱原発グループ」の仲間と噴火湾沿岸13市町の自治体や商工会、観光協会などを巡回。10月に青森県で地元の市民団体と、電源開発大間原発大間町)や東北電力東通原発東通村)など原発関連施設を視察する。

 同管内寿都町が、核のごみの最終処分選定に向けた文献調査の応募を検討していると分かり、これにも危機感を募らす。

 小樽市で生まれ、市内の飼料原料製造会社で労働組合を結成。残業代不払いなど劣悪な労働環境を残業拒否やビラ貼りで改善させた。不渡りで倒産後は、労組出資の食品卸会社を設立し、労組委員長と社長を兼ねた。

 労組と経営者の経験が市民運動の礎に。「同じ方向を向いた仲間の存在に加え、科学に裏打ちされた事実や問題点を広く知らせることが大切。世の中を動かすには、市民一人一人の理解が欠かせない」(日栄隆使)



※※※石川木鐸の意見

このように地道な市民運動を継続されている方がいらっしゃるのですね。
私たち、労働者、市民も、原発の稼働や核のごみを地層300メートルに廃棄することに反対していきましょう!!