[177](投稿)核のゴミ処理場に市民団体が声明

台風の前
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核ごみ「道条例順守を」 市民団体 寿都町神恵内村に要請へ
09/20 05:00
 高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、後志管内の寿都町神恵内村で文献調査応募の動きが出ていることについて、脱原発などを目指す道内25の市民団体が19日、札幌市内で意見交換会を開いた。各団体は連携し、両町村に対し、核のごみを「受け入れ難い」としている道条例の順守を求めていくことで一致した。

 意見交換会開催は「泊原発廃炉をめざす会」(札幌、市川守弘共同代表)と「Shut泊」(同、川原茂雄共同代表)が呼び掛けた。各地の団体メンバーや文献調査応募に反対する寿都町民ら約30人が参加した。

 参加者からは「個別の町や村で判断できる問題ではない」との意見が相次いだ。北海道電力泊原発(同管内泊村)の再稼働反対などを求める道内の市民団体64団体に呼びかけ、両町村に対し、それぞれの住民の意向や道条例に配慮するよう求める文書を送ることにした。Shut泊の川原共同代表は「今回の応募検討の動きを道内全体の問題として考えたい」と話した。



※※※ 石川木鐸の意見


 脱原発を目指す道内25の市民団体が、両町村に「核のごみを『受け入れ難い』としてる同条例の順守を求めていく」ことで一致している。同時に、北海道電力泊原の再稼働反対などを求める道内の市民団体64団体に対して呼びかけ、両町村に対し、それぞれの住民の意向や道条例に配慮するように求める活動をしています。

 北海道民の皆様や全国の「原発に反対する方々、原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の『埋葬』に反対する方々の反対運動」を同期しながら・連帯しながらやっていきませんか!!

 小さな声でも数多く上げれば、大きく世界に届く声となりますでしょう!!


◆6月に全漁連が声をあげています

「海洋放出に断固反対」 原発処理水で全漁連決議
東日本大震災10年へ
2020/6/23 18:23

 全国漁業協同組合連合会(全漁連)は23日、通常総会を開き、東京電力福島第1原子力発電所で増え続ける処理水に関し「海洋放出に断固反対する」との特別決議を全会一致で採択した。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に国民が努力し続ける中で一部関係者が方針決定への議論を進めているとして「強い不信と憤りを禁じ得ない」と表明。海洋放出で今以上に風評被害が広がることを懸念し「わが国の漁業の将来に壊滅的な影響を与えかねない重大な問題だ」と強調した。関係者の理解なく放出をしないよう求めた。

 処理水は、第1原発で発生した汚染水を多核種除去設備(ALPS)で浄化した水だが放射性物質トリチウムが除去できずに残留している。有識者らによる小委員会が「海や大気に放出するのが現実的」とする報告書を2月にまとめたのを受け、方針決定をする政府が、関係団体からの意見聴取を重ねている。

以上の記事は日経電子版から引用しました。

※※※ 石川木鐸(ぼくたく)の意見

 全国漁業協同組合連合会(全漁連)は、東京電力福島第1原子力発電所で増え続ける処理水に関し「海洋放出に断固反対する」との特別決議を全会一致で採択しました。放射性物質トリチウムが除去できずに残留している「汚染水」はどこにも捨ててはならないものです。

 海洋も、森林や農地や住宅と周辺、学校、公共施設・公園・道路等々への再度の汚染には反対を続けなくてはなりません。魚介類、昆布屋わかめ、農産物の中に放射性物質トリチウムが入り、我々の食べるものに入り込み癌などを引き起こします。土壌を汚すと放射性物質トリチウムなどの放射線が人などの体を蝕みます。高レベル放射性廃棄物の汚染水・汚染物質の廃棄に多くの方々と連帯して反対していきましょう!!