[179](投稿)神恵内村、核のゴミ説明会25日から

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"核のごみ"応募検討の神恵内村民に説明会の案内状…「NUMOと反対派両方聞きたい」
村2分の議論発展か? 
(「北海道文化放送」からの引用です)

 「核のごみ」高レベル放射性廃棄物処分場の選定を巡る問題で、国などは9月25日から、神恵内村で説明会を開きます。

 原子力発電環境整備機構、NUMOは「説明会の案内状」を配布しました。神恵内村の400戸に配られました。
 NUMO=「原子力発電環境整備機構」などは、25日から高レベル放射性廃棄物処分場選定を巡る調査に応募を検討している神恵内村で、住民や議会向けに説明会を開きます。
 神恵内村の村民にはすでに案内状が配られていて、村民の関心は高いようです。 
住民:「NUMOと反対派の説明会、両方聞いてみたい。慎重に議論する必要があると思う。現段階でYESもNOも言えない」。
 一方で、応募に反対する団体も10月、寿都町岩内町で講演会を開く予定で、村を2分する議論となりそうです。

※※※ 骨川筋衛門のコメント

 いよいよ、国・経産省のNUMO=「原子力発電環境整備機構」の「専門家」のお出ましです。
 原発の構造や、廃棄物はどのようにガラス固化体や金属の箱あるいは筒に入れて、粘土のようなものでさらに覆い、危険性がないかのように説明することでしょう。さらに地層についても「安全である」という「安全神話」をばらまくと推測されます。
 「安全神話」だけで、「風評被害」は、発生しないと思いますか?
 コロナ禍で、コロナに罹患(りかん)した人が一人出ると一家で遠くのどこかへ逃げなくてはならないという例を見ても、神恵内村に観光や釣りに来る人がいるでしょうか?
 お金が入ると、村民に補償金が渡されるでしょうか?渡されたとして、そのお金はどのように使われるのでしょうか?遠くの土地に行って新しい家を建て、新しい生活をされるのでしょうか?
 1970年ころ、ある作家が、書いた小説に、原発立地地区の村民に、漁業権を失う代わりに1000万円くらいのお金が入りました。そのような大金(当時は今の1億以上の価値があったかもっしれません?)を手にしたことがない村民は、博打(ばくち)やお酒に走り、早くもお金は消えていきましたというお話です。
 このような激変にならないように、物事をよくよく考えてみてください。