[192](投稿)質問状に町長が発言撤回

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地元反対でも再開に道 
経産省、核ごみ調査「先に進まない」
09/28 13:09 更新

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、経済産業省原子力発電環境整備機構(NUMO(ニューモ))が、3段階ある調査の進め方について「知事や市町村長が反対なら先に進まない」との説明を繰り返している。ただ、その場合でも、経産省は完全には候補地から除外しない考えで、後に地元から再度求められれば、次の段階から調査を再開させる構えだ。

 最終処分の関連法では、第1段階の文献調査から次の概要調査、第3段階の精密調査にそれぞれ進む前に、所在地の知事や市町村長の意見を聴き「尊重」するよう国に義務づけている。


「神恵内は不適」指摘も 核ごみ処分問題で専門家 積丹半島西岸沖に活断層
09/25 05:00

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、応募の動きがある後志管内神恵内村が、海底活断層による隆起を繰り返してきたとされる積丹半島西岸に位置するため、一部の専門家が「神恵内を含む積丹半島西岸は適地とは言えない」と指摘している。国が適地を示す「科学的特性マップ」では神恵内の南側に一部適地があり応募は可能だが、適地とする基準に疑問が呈されており、国がどこまで考慮するか注目される。

 東洋大の渡辺満久教授(変動地形学)らが2013年に発表した論文によると、活断層神恵内村役場から約10キロ沖合にあり、延長は約70キロ。マグニチュード(M)7・5以上の地震を起こすとされる。原子力規制委員会も、隣接する同管内泊村にある北海道電力泊原発の安全審査で、この海域にある活断層を想定した対応を北電に求めている。


核ごみ反対署名 寿都町長が発言撤回
09/29 00:26 更新
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 【寿都原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査への応募を検討している後志管内寿都町の片岡春雄町長は28日、住民団体の応募反対の署名活動について、処分場そのものを問う活動と指摘した自身の発言を、事実上撤回した。団体の質問状に回答した。

 質問状は「子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会」(寿都町)が23日に提出した。片岡町長が住民説明会が一巡した後の取材で「核のごみを持って来るがごとく署名運動をしている。(文献調査応募とは)趣旨が違う」と述べたことに対し、質問状は「署名用紙には『文献調査の応募に撤回を求める』と明記している」とし、 認識を求めていた。



※※※ 骨川筋衛門のコメント

①では、「所在地の知事や市町村長の意見を聴き「尊重」するよう国に義務づけている」とありますが、「尊重する」はするけれど、未来・将来は分かりません。法令は国に不都合なことは改変しますから、信じられないと思います。


② この部分が、今は最も根幹になる・議論すべきことです。

  「東洋大の渡辺満久教授(変動地形学)らが2013年に発表した論文によると、活断層神恵内村役場から約10キロ沖合にあり、延長は約70キロ。
 マグニチュード(M)7・5以上の地震を起こすとされる」という予測を立てています。

 参考書:渡辺満久 教授も書かれている著書です。是非お読みください。

「最悪」の核施設 六ヶ所再処理工場 (集英社新書) (日本語) 新書 – 2012/8/17
小出 裕章 (著), 渡辺 満久 (著), 明石 昇二郎 (著) 770円+税

③ ここも「子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会」(寿都町)という趣旨で『文献調査の応募に撤回を求める』署名活動を寿都町の「町民の会」が声を上げ行動を起こしています。

 核のごみのないところで安心して暮らしたいという願いはとても大事だと思います。

 読者の皆様はどのようにお考えになりますか?