[234](投稿)学術会議会長がんばってください

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石川木鐸より
 
 菅政権は、日本学術会議に「恨み・あるいは研究者に対するコンプレックス」でもあるのでしょうかね。今も6人の任命拒否し続けている。
 多くの人から「説明がない」と言われて、やっと、「民間出身者や若手が少なく、出身や大学に偏りが見られる」とし「多様性が大事だということを念頭に私が判断した」という。
 しかし、この間の過程では、自分は、名簿を「見ていない」と言っていたのを、まるで見たかのように手のひら返ししました。
 梶田日本学術会議会長は、会見で、組織実態に即して、会員構成では、女性は20年前の2人から77人増えたほか、関東圏が68%から51%に減る、一方、道内を含む地方が増えていること。年間予算約10億円のうち、210人の会員と2千人の連携会員に支払われる手当は計約1億7千万円と明かし、経費節減に苦心してきたと説明したと述べました。
 しかし、「菅の使い走り」の井上担当相は、「首相に伝える」と言うだけに終わっています。(29日の報道では東大在職者は最も多いものの、30%近かったシェアは、現在では16.7%に低下(日本学術会議大西隆元会長))
 また、梶田氏はこれまでの日本学術会議の会長に比べて「弱腰」と諸研究者から言われています。
 菅の態度に対しては、菅のように「けんか師」とまで言われなくとも、任命を除外された一人である松宮孝明立命館大学教授(刑事法)は、「(菅は)独裁者になろうとしている」と指摘したように、政府が拒否の根拠に「公務員の選定、罷免は国民の固有の権利」とする憲法15条を挙げている点に触れ「首相は国民の代表だから、どんな公務員も自由に選び、選ばないことができると宣言した。独裁者になろうとしているのか、恐ろしい話だ」と指摘しました。
 梶田氏は、菅にこのくらいのことを言って面罵しても良いと思います。


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