[252](投稿)町長が「町民に伺うと面倒」と発言することが許される町がある

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寿都町長「町民に伺うと面倒」 議事録非開示「妥当」 町審査会

寿都原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地選定に向けた文献調査の応募を巡り、後志管内寿都町の情報公開審査会は10日、町議会全員協議会の議事録の公開を求める住民の請求に対して非開示とした町議会の決定は「妥当だ」とする答申をまとめた。
 片岡春雄町長は8月の全員協議会で、文献調査への応募について「町民に伺うと面倒」などと発言しており、反対派の住民団体が9月23日、議事録の開示を請求。町議会が10月6日に非開示と決定したため、住民側が翌7日、審査会に不服を申し立てていた。
 審査会は町情報公開条例に基づく町長の諮問機関で、町長に委嘱された町民の委員5人が審査した。
 10日の会合では委員2人が「町民の知る権利」を保証するべきだ」などと開示を主張したが、残る3人は非開示が妥当だとした。町長は近く、審査会の答申を町議会に伝達する。
 開示を求めた住民団体「子どもたちに核のごみのない寿都を!町民の会」事務局の神貢一さん(66)は「まさか非開示という結論になると思っておらず残念だ。今後の方針は会で話し合って決める」と話した。

② 核ごみ住民投票条例案提出 寿都町民思い複雑

 【寿都原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査応募の是非を問う住民投票条例案が、11日開会した臨時町議会に提出され、住民の意見が反映できる場を必要と訴える町民から条例成立を求める声があらためて出ている。ただ片岡春雄町長は条例案に反対意見を付けて提出。13日の採決では否決の可能性が高いとみられ、町内には複雑な思いが交錯する。
 「住民全員が参加して賛成か反対か示せる場をつくるべきだ」。町内の無職山川英俊さん(63)は条例案の提出を受け、こう言った。片岡町長が「肌感覚」で文献調査への賛成が多いとしていることに疑問を持つ山川さんは「町民の賛否は拮抗(きっこう)しているように感じる」と指摘し、住民投票条例の制定を望む。(後略)

※※※ 骨川筋衛門のコメント
 寿都の「町長」は菅と同じく「独裁者」で、「狡猾」ですね。「町民に伺うと面倒」という町長は、誰が選んだのでしょうか?もちろん、町民ですよね。
 でも、何を決めるのも、町長の仲間の「談合」で決めるようです。しかも、内容は開示しないで、町の議員のだれも傷がつかないように考えて、数合わせもしています。
 「高レベル放射性廃棄物=核のごみ」の被害を被るのは、後代の人です。そういうことよりも「金銭感覚」の方に鋭敏な「肌感覚」をお持ちのようで、住民の方たちに「反対させないように」ことを運んでいますね。
 このような「非人間的な」町長を、そのままにしておいていいものでしょうか?
読者の皆様、町民の皆様はどのように思われますか?