[345](投稿)菅内閣支持不支持が逆転


JNN世論調査、内閣支持と不支持が逆転 コロナ対応で軒並み厳しい評価
11日 2時18分
 最新のJNNの世論調査で、菅内閣の支持率は先月より14.3ポイント下落して41.0%となり、支持と不支持が逆転しました。政府の新型コロナ対応にも厳しい評価が出ています。

 菅内閣を支持できるという人は、先月の調査結果より14.3ポイント減って41.0%でした。一方、支持できないという人は14.8ポイント増加し55.9%と、支持と不支持が初めて逆転しました。

 新型コロナウイルスの感染防止に向けた政府のこれまでの取り組みについて聞いたところ「評価しない」が63%と、「評価する」を上回っています。

 政府が1都3県に緊急事態宣言を出したことについて聞きました。宣言発表を「評価する」人は65%、「評価しない」人は30%でしたが、タイミングについて尋ねたところ、「遅すぎる」が83%に達しました。

 今回の宣言は飲食店などへの時短要請や不要不急の外出自粛呼びかけなどが柱となっていますが、これを「過剰だ」と答えた人は6%、「適切だ」は36%、「不十分だ」は55%でした。緊急事態宣言の期間は来月7日までとなっていますが、1か月で宣言を解除「できると思う」と答えた人は7%にとどまり、「できるとは思わない」人が87%に達しています。

 新型コロナ特措法の改正について聞きました。飲食店などが時短要請に応じない場合に罰則を設けることの是非を尋ねたところ、「賛成」は35%、「反対」は55%でした。

 今年夏に予定される東京オリンピックパラリンピックについて、「開催できると思う」と答えた人は13%、「開催できると思わない」と答えた人は81%でした。

 「桜を見る会」の前夜祭をめぐる事件で、これまでの安倍前総理の説明に「納得できる」と答えた人は12%にとどまり、「納得できない」が80%にのぼりました。
(2021・1・11:yahoo ニュースのTBSNEWS より引用いたしました)

※※※ 骨川筋衛門のコメント
 「菅内閣の支持率は先月より14.3ポイント下落して41.0%となり、支持と不支持が逆転しました。政府の新型コロナ対応にも厳しい評価が出ています」と、予想通りの結果が出ています。菅内閣は信頼できないということです。細かく見ると「新型コロナウイルスの感染防止に向けた政府のこれまでの取り組み」が評価できないという結果です。また、「政府が1都3県に緊急事態宣言を出したこと」は評価するが、「遅い」という結果です。これが大阪府京都府兵庫県が揃って「緊急事態宣言要請」しても、「専門家に聞いてみる」という政府の返答の遅さが重なって、今後も支持率が下がることでしょう。
 誰が見ても、コロナ対策の遅れが感染拡大と医療の逼迫(ひっぱく)と医療崩壊寸前という危機感を持っている国民の見方と真逆になっていることは明らかです。なぜ、素早く「緊急事態宣言」を出さないで、「専門家の意見を聞いてみる」という「ピンぼけ・のろま。稚拙…」な「バカみたいな」返答になるのか、時間稼ぎするような「返事ならぬ返事」をするのか分かりません。分科会に聞けばすぐさま「緊急事態宣言が必要」と答えると思います。
 罰則はもちろんNOです。だれも信用できない政府の罰則など受ける気はないと思います。オリンピックも「『開催できると思わない』と答えた人は81%」にもなっています。現下のコロナ感染状況で、オリンピックどころか、仕事や生活、学業、試験等のことを優先的に考えなければ納得できないと思います。
 「成人式の取りやめという通告」も地域によってバラバラで、和服などを予約した人は成人式がなくなってもお金を払うだけになっています。個々人も困るのでしょうけれど、着物を貸し出す業者も「減収になることを避けたい行動に出る」ということを、政府や自治体は考える人材が払底しているのではないでしょうか?
「サクラを見る会」事件での安倍前総理の説明に「納得できない」が80%に」もなっています。菅首相自体も「春の会」の事件があり、到底、「安倍前総理の説明」を追及する気はないと思いますが、菅政権の「末期状態」がこの世論調査で明確に示されていると思います。
 「遅滞・混迷状態にある菅政権のコロナ対策」の結果生じている「急速に爆発的を生じているコロナ感染」に対して、「もっと早急で・適切な諸感染対策対策」と「金銭的補償を含めた生活の保障を求めること」と同時に、読者の皆様、労働者の皆様、学生の皆様、ともに一致団結して「失策・下策」しかできない菅政権に対して怒りの声を上げていこうではありませんか!!