[355](投稿)菅さん迷走

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迷走の菅首相 言い間違え、真意不明…尾身氏らフォロー

坂本純也

2021年1月13日 23時09分

 新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言の対象区域を広げる重要な局面を迎えた13日、菅義偉首相は肝心の県名を言い間違え、記者会見ではやりとりがかみ合わない場面も見られた。コロナ対応を担う西村康稔経済再生相や、政府分科会の尾身茂会長がそのフォローに追われた。

 まずは13日夕の政府対策本部。NHKの中継が入るなか、首相は「大阪府京都府兵庫県、愛知県、岐阜県静岡県、栃木県の7府県について、特措法に基づく緊急事態宣言の対象といたします」と述べた。県名に「岡」が共通する福岡と静岡を言い間違えたようだった。慌てた記者団に、会議を終えた西村経済再生相は「福岡県です」と言い残して首相官邸を去った。

 その後の記者会見。感染者が保健所による行動歴などの調査を拒否した場合の罰則導入や、事例の公表などについて問われると、首相は「どのぐらい協力のいただけないケースがあったのか、実例について申し上げる必要があると思っている」と述べ、罰則導入については語らずじまい。尾身会長が「協力してもらえるような支援の仕組みというのをした方がいいという意見と、最低限の罰則も場合によってはやむを得ないという意見がある」と解説を加えた。

 飲食店への営業時間の短縮要請の効果や、休業要請に踏み込む可能性について質問が飛ぶと、首相は「今回、さらに対策をお願いするので、必ず効果が出てくる」としたうえで、「専門的な視点から、先生、よろしいですか」と発言。尾身会長が「最悪のことも想定しなくてはいけない。最悪の場合は休業要請は選択肢としてあり得るし、そうではないベスト系のシナリオもある」と語った。

国民皆保険、見直し?
 医療体制を強化するための法整備をめぐっては、首相は「国民皆保険、そして多くのみなさんがその診察を受けられる今の仕組みを続けていくなかで、コロナがあって、そうしたことも含めてもう一度検証していく必要があると思っている。必要であれば、そこは改正をするというのは当然のことだと思う」と述べた。発言の真意は不明だが、国民皆保険を見直す考えを示したとも受け取れる発言だった。(坂本純也):朝日新聞デジタルより引用しました。

※※※ 真田正幸のコメント

 ①菅首相は、緊急事態宣言を出す重要な局面で、同じ「岡」がつく「静岡県」と「福岡県」を言い間違え、記者会見でもかみ合わないやり取りの場面が見られた(1月13日)。そのため、「会議を終えた西村経済再生相は「福岡県です」と言い残して首相官邸を去った」という件。
 ②感染者が保健所による行動歴などの調査を拒否した場合の罰則導入や、事例の公表などについて問われると、首相は「どのぐらい協力のいただけないケースがあったのか、実例について申し上げる必要があると思っている」と述べ、罰則導入については語らずじまいに終わってしまい、 尾身会長が「協力してもらえるような支援の仕組みというのをした方がいいという意見と、最低限の罰則も場合によってはやむを得ないという意見がある」と解説を加えたという件
 ③飲食店への営業時間の短縮要請の効果や、休業要請に踏み込む可能性について質問が飛ぶと、首相は「今回、さらに対策をお願いするので、必ず効果が出てくる」としたうえで、「専門的な視点から、(尾身)先生、よろしいですか」と発言し、尾身会長が「最悪のことも想定しなくてはいけない。最悪の場合は休業要請は選択肢としてあり得るし、そうではないベスト系のシナリオもある」と語ったという件。
 ④医療体制を強化するための法整備をめぐっては、首相は「国民皆保険、そして多くのみなさんがその診察を受けられる今の仕組みを続けていくなかで、コロナがあって、そうしたことも含めてもう一度検証していく必要があると思っている。必要であれば、そこは改正をするというのは当然のことだと思う」と述べた。発言の真意は不明だが、国民皆保険を見直す考えを示したとも受け取れる発言だったことで、国民皆保険制度が変えられるという前代未聞のニュースが流れたこと。
 これらの4つにまとめられる「奇異な発言」に、西村経済再生相や尾身会長や多くの報道関係者は、面喰い、大慌てで修正発言を余儀なくされ、報道関係者も「面白ネタ」として報道しました。
 コロナ対策がうまくいっていないことで、心身共に、不協和音を奏でているのが、現政権の菅総理の状態だと思います。後で、二階幹事長に「しこたま」怒られている姿が浮かんできました。
 このまま、ガースーに政権を任せておいていいものでしょうか。
 読者の皆様、労働者の皆様、学生の皆様はどのように思われますでしょうか?