[359](投稿)二人羽織的な「菅一存」

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忠告できる側近おらず…「安倍1強」ならぬ「菅一存」
1/21(木) 11:54配信 西日本新聞 yahoo

ニュースより引用致しました。

<記者コラム>

 新型コロナウイルス対応の迷走が響き、内閣支持率が急落する菅義偉政権。緊急事態宣言の再発出を巡っては、東京都知事らに突き上げられ、慎重姿勢から一転。さみだれ式に対象地域が拡大され、与野党から「後手」「小出し」「泥縄だ」と批判を浴びる。

 その要因について、永田町の見方は共通している。「首相に忠告できる側近がいない」「首相にまだなり切れていない。官房長官のままだ」…。実際、首相側近は「首相が何でも自分で決めてしまう。聞いてくれない」と愚痴をこぼす。別の側近は、官房長官時代のように最初から最後まで報告を受け、自ら決断する流れは何も変わっていないと明かす。

 未曽有の国難に直面する今、首相1人の力では乗り切れない。霞が関は官邸ににらまれるのを恐れてか、自由な政策立案に及び腰になっているとも聞く。「安倍1強」ならぬ「菅一存」も勘弁してもらいたい。 (古川幸太郎)

※※※ 与謝不遜のコメント

 TVでは、安倍政権以来のコロナ対策のジグザグで、憔悴しきった安倍は首相を投げ出してしまいました。腹に後ろ暗いことを抱える人は、脳神経と共に腸の神経が「痛む」そうです。(腸の神経は脳の神経より数が多いとTVで放送していました。俗に「腹黒い」と言います)。

 今回、緊急事態宣言の再発出に関しては、「与野党から『後手』『小出し』『泥縄』」と非難されています。極めて遅延しました。その政策が遅くなる原因は、側近の言うことを聞かないガースーにあると言われています。その「背後霊」は言わずと知れた、観光・旅行業界と深いつながりのある「二階幹事長」です。二階幹事長がOKを出さないかぎり、ガースーがGo To トラベル等を当面止める策に出るわけにはいかなかったと想像します。
「二人羽織(ににんばおり)」というのがありますね。「操り人形」というのもありますが、それですね。しかし、事態がここまで「逼迫(ひっぱく)」し、医療崩壊が始まっているからには、緊急事態宣言を出さざるを得ませんでした。
短期間すぎますし、私権の制限を巡る論戦も不可欠です。とりわけ「私権の制限」「強制的処置」については、近未来において、多くの人民を強制的に「左右」する「憲法改悪」などに繋がる可能性が大になります。このことは忘れてはなりません。極めて限定的な制限と期間をも定めたものとしなければならないと思います。
読者の皆様、労働者の皆様、学生の皆様はしっかり政府与党の国会での提案・政策を凝視して、少しでも危険性があると思われたならば、「憲法改悪につながる政策」に反対の声を上げていきましょう!!