[364](投稿)不安な首相

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通常国会が18日から始まり、菅義偉首相の安定しない答弁ぶりに注目が集まっている。重要な場面での発言や記者会見などで「言い間違え」が相次いでいるためだ。20日の代表質問から論戦に入り、リーダーとしての発信力も問われる。今後も続くと、政権運営の不安定要因ともなりかねない。
 首相は18日に開会した通常国会で施政方針演説に臨んだ。衆院本会議ではほぼ原稿通り読み上げたが、その後の参院本会議では、新型コロナウイルス感染症対策の緊急事態宣言をめぐり、「徹底的な対策」というべきところを「限定的な対策」、35人学級について「小学校」と言うべきところを「小中学校」と口にし、言い直す場面もあった。
首相は17日、東京・赤坂の衆院議員宿舎から外出しなかった。18日午前、記者団からどう過ごしていたのか聞かれ、「施政方針演説など、そうしたことを一通り復唱をしていた」と語り、準備に充てたことを明かした。だが、演説を聴いた党幹部は「あれでは伝わらない」と漏らした。

 最近の言い間違えは、首相発言に注目が集まる場面で続いた。13日は、新型コロナの政府対策本部だった。緊急事態宣言の対象地域を追加すると表明する際、「福岡」というべきところを「静岡」と言い、その場では訂正しなかった。最も重要な対象地域の言い間違えに、記者団は騒然し、一時、SNS上でも困惑する投稿が続いた。自民党ベテランは「どうなっているんだ」と頭を抱えた。(後略:朝日新聞デジタル 2021・1・19 より引用)

※※※ 与謝不遜のコメント
 通常国会が18日から始まったが、首相の施政演説より「重要な場面での発言や記者会見などで「言い間違え」が相次いでいるために、首相の「安定しない答弁ぶりに注目が集まっている」と書かれています。
衆院本会議では、ほぼ原稿通りだったが、参議院本会議では、①「新型コロナウイルス感染症対策の緊急事態宣言をめぐり、『徹底的な対策』というべきところを『限定的な対策』、②35人学級について『小学校』と言うべきところを『小中学校』と口にし、言い直す場面もあった」と指摘されています。
 「演説を聴いた党幹部は『あれでは伝わらない』と漏らした」と言われています。「自民党ベテランは『どうなっているんだ』と頭を抱え」ているそうです。
 コロナ禍の中で、相当混乱しているように見受けられます。新型コロナは「神経系統」も侵されると言われていますので、「病(やまい)」かもしれません。あるいは、「背後霊」と言われる「二階幹事長」の恐ろしい顔がちらつくのかもしれません。
 菅政権の余命はいくばくもないように思われます。
 読者の皆様はどう思われますでしょうか?