[394](投稿)学長返金

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医大学長、返金へ 「助言料」280万円 滝川市立病院に

旭川、滝川】旭川医科大の吉田晃敏学長が約14年間、滝川市立病院から「医療情報アドバイザー」の契約報酬として月40万円を受け取っていたことに関し、吉田学長は8日、同大ホームページ(HP)で「兼業には違法性がない」などとした上で、「業務を円滑に行えなかった」として7カ月分計280万円を返金すると表明、「社会をお騒がせした」と陳謝した。
吉田学長は2006年7月から20年11月まで、病院への助言への報酬として計6920万円を受け取っていた。同病院によると、この間、吉田学長が病院を訪れたのは3回。
HPによると、吉田学長は契約期間中、滝川を訪れ、意見を述べていたと説明。ただ、昨年4月、地域医療のあり方について滝川市の前田康吉市長らと意見交換を行った以降は中断され、同11月でアドバイザー契約も終了したとした。「コロナ禍で業務を円滑に行えなかった」として昨年5~11月の7カ月分計280万円を返金するとした。
また助言内容について「記録等がもはや残っておらず、兼業の成果を十分にお伝えすることができないことは不徳の致すところ」として謝罪した。一方、兼業は大学の規程に則しているとし、同病院への医師派遣についても「関与していません」と否定した。
滝川市立病院は、契約の経緯など吉田学長がHPで発表したことについて「びっくりしている」と話した。
 北海道新聞の取材に吉田学長は8日、「滝川市の市長が全部知っているから聞いてほしい」と話している。(山中いずみ、小池啓人)(北海道新聞 2021・2・9 より引用)

※※※ 石川木鐸(ぼくたく)のコメント
 旭医大学長吉田晃敏氏は、滝川市長と腹合わせをしたうえで、自分は語らず、滝川市長にこの間の経緯を「物語る」ようにしたと推察されます。吉田学長は、最近は、ずっと滝川市には行っていないという記事が掲載されていました。「医療情報アドバイザー」という中身の分からない「医療情報アドバイス」などは滝川市長には必要がなく、市長が必要な情報は、いつも「医師免許を持った人材」だと思います。
 どこでも医師不足にあえいでいる北海道では、医師を送ってくれる医大病院はとてもありがたいものだと、知人の医師は言っています。市長にとってやるべきことは、医療の内容などの情報ではなく、人材確保するために役立つ情報だそうです。
 時には、無理してでも各医局の医師に声をかけろと、旭医大の各教授に賂(まいない)を分けてあげて、力を貸し借りすることは「常態化」していると思われると言います。
 今回は、その点を突っ込まれないように慌てて、滝川市長に言いくるめに行ったと考えられます。あるいは電話で話をしたと思われます。
 このような慌てた行動こそ「怪しい」と疑われるとは思わない、浅はかな面も「進行したアルコール依存症」になれば「簡単に」出てくるものだと知人は言います。酔って電話で話した加工性も高いと言います。
 滝川市長も体面もあり、体裁良く話すでしょう。滝川市にとっては、医師獲得の「必要経費・機密経費」です。各議員にも根回しはすることでしょう。この先、だれが旭医大の学長や教授になるか分かりませんから、だれとでも「仲良くしておく必要がある」わけです。

 繰り返しになりますが、このような動きをしたことで、滝川市から「医療情報アドバイザー」という名目の賄賂を得ていたことが、さらに明々白々となったと思います。「昆虫探しの名人や野鳥を追いかけて写真を撮る名人は、昆虫や野鳥が動くとそこにいることが分かる」と言います。動かなければ、なかなか分からないので、元に戻って「いつも咲いている花や、餌にする植物や木の実がある特定のところを回るしかない」と言います。

皆様は、旭医大学長吉田晃敏氏の「異様な行動・発言・陳謝」をどのように思われるでしょうか!?

今、大事な問題は、旭川医科大学病院も、古川病院長が準備したという「新型コロナ患者」さんを受け入れてくれる病院として運営していくことではないでしょうか!!

今回の「病院長解任事件」は、吉田氏のように自己保身を優先しても、もはや元には返らない「不祥事」です。