旭医大学学長辞職 教授ら署名活動
【旭川】旭川医科大の教授ら学内の有志22人が9日、吉田晃敏学長の辞職を求める署名活動を始めた。
同大の全教職員約2千人から過半数の以上集め、吉田学長と学長選考会議に提出する。発起人の1人は「学内から辞職の声が上がったことを重く受け止め、学長は速やかに身を引いてほしい」と訴える。
署名活動は、同大の教授17人と名誉教授5人が発起人として名を連ねる「旭川医科大学の正常化を求める会」が行う。全職員に9日署名活動の趣意書をメール送信した。
同様の署名活動は、同大元助教授の医師水元俊裕さん（旭川市）ら有志グループも行っているが、同会は「外部の声の影響力は大きくなく、内部から声を上げることが重要」と狙いを語る。
趣意書では、吉田学長に辞職を求める理由として①新型コロナウイルスのクラスター（感染者集団）が発生した慶友会吉田病院への中傷などの不適切な発言②古川博之・前旭川医大病院長の不当な解任と辞職を迫ったパワーハラスメント③勤務実態を伴わない滝川市立病院からの約7千万円の高額報酬―などを挙げた。
その上で「（吉田学長が）14年間にわたり大学を私物化することにより、大学の価値を低め、ガバナンス機能を完全に破綻させた」と指摘している。
同会は署名提出後、吉田学長に辞職を要求し、応じない場合は学内外の委員で作る学長選考会議に対し、文部科学相に学長の解任を申し出るよう求める。（山中いずみ）
（2021・2・10 北海道新聞より引用）
※※※ 真田正幸のコメント
やっと旭川医科大学の教授ら学内の有志が「吉田晃敏学長の辞職を求める署名活動」を始めました。
同様の署名活動は、同大元助教授の医師水元俊裕さん（旭川市）ら有志グループも行っていますが、同会は「外部の声の影響力は大きくなく、内部から声を上げることが重要」と語っています。これには小生も同感です。
理由としては、吉田学長の「吉田病院への不当な中傷」・「古川博之元院長の不当な解任と辞職」・「実態を伴わない滝川市立病院からの約7千万円の高額報酬」などを挙て、応じない場合は、学内外の委員で作る学長選考会議に対し文科相に学長の解任を申し出るよう求めるとしています。
早期に、吉田晃敏学長の解任と古川博之病院長の解任と辞職の撤回が実現し、医科大学の使命がスムーズに果たされていくことを、小生も祈念しています。
読者の皆様は、このコロナ禍の中で、旭川医科大学の実情をどのようにお考えになりますでしょうか！？
