[412](投稿)買収資金は「自民党の金」

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買収原資「自民党本部の金」
河合元法務省公判  会計担当者供述

 2019年7月の参院選参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反(買収、事前運動)の罪に問われた元法相の衆院議員河井克行被告(57)の公判が9日、東京地裁で開かれた。妻の案里前参院議員(47)=有事確定=の陣営スタッフへの現金供与について、検察側は「自民党本部からの入金が原資になった」とする元会計担当者の供述書を読み上げた。
 自民党本部は参院選前の19年4~6月、夫妻の政党支部に計1億5千万円を入金。ここ資金の
一部が買収に充てられた可能性を示す内容で、公判で明らかになったのは初めて。うち1億2千万円は税金が元手の政党交付金であることが判明している。
 調査によると、陣営の元会計担当者は元法相の指示を受け、党本部から受領した金を管理する口座を開設した。スタッフ人に対する「報酬」計200万円超はこの口座を経由して支払われた。
 広島選挙区では党本部が2議席独占を狙い、広島県連の反対を押し切って案里前議員を擁立。現職だった溝手顕正氏への提供は1500万円のみで、溝手氏は落選した。菅義偉首相はこれまで、夫妻側への提供に関し「党勢拡大に資金が使われた」と述べ、問題ないとの認識を示していた。
 この日の公判はスタッフ3人のうち、地元議員らへの支援依頼を担当した男性(52)の証人尋問を実施。男性は元法相に誘われて陣営に加わったと述べ、受領した現金は「選挙運動への報酬で、違法だった」として買収を認めた。
 元法相は地元議員やスタッフら100人に計2900万円を配ったとされ、無罪を主張。一方、東京地裁は1月、案里議員がうち4人への供与で共謀したとして有罪を言い渡した。

※※※ 骨川筋衛門のコメント

 政治資金はいくらあっても困らないわけで、それで、もり蕎麦、かけ蕎麦、桜を見る会、春の会などなど、おカネが絡む問題が目白押しです。河井案里も夫妻もカネをばらまいて「参議院当選」して、奈落の底に落ちました。
夫の河井の元会計担当者は買収原資は「自民党本部のカネ」と供述しました。原資の1億5千万はだれがどのように出したか?これから解明されることでしょう。これからの解明で、自民党の重鎮たちがどうなっていくのかが焦点になりますね。
このようなお金は、自民党二階幹事長か、それとも当時の安倍首相のどちらか、あるいは2人の意見の一致を見て出されると報道に出ていました。この事件の行方はどうなるのでしょうか?
 
 読者の皆様はどのようにこの件をお考えになられますでしょうか?