[461](投稿)総務省「記憶ない」連発

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総務省「記憶ない」連発 違法認識巡る反論曖昧 東北新社規制違反
03/17 05:00
 総務省の通信・放送行政を巡る疑惑の真相究明は、2日間の衆参両院予算委員会の質疑でもまったく進まなかった。東北新社外資規制違反問題では16日、同社から外資規制違反の報告を受けたと名指しされた鈴木信也電波部長が答弁に立ったが、「記憶にございません」と繰り返すのみ。野党の追及を受けた武田良太総務相も答弁を避け続け、棚上げ姿勢を鮮明にした。▼ 「何とか放送を成立させたかった」。16日の衆院予算委で東北新社中島信也社長は子会社への事業承継の理由を改めて説明した。外資規制違反に気付いた直後に総務省に報告し、「これで規制に引っかからないのでは」と子会社設立による事業承継を提案したと主張。同省側から特に異論は出なかったといい、「認可を受け、いけると放送をスタートさせた」とした。▼ 東北新社は衛星放送事業の認定を受けた17年1月時点で既に外資規制に違反し、仮に同省が違反を把握していた場合、子会社への承継も無効だ。事業承継が認められた17年は、吉田真人総務審議官らが東北新社の接待を受けた時期とも重なり、自民党盛山正仁氏が「放送法違反に対して手心を加えるよう依頼したのでは」とただすなど、疑念の声は与党からも上がった。▼ 中島氏の説明は、本来の担当課長が休暇で不在だったため、当時、情報流通行政局総務課長だった鈴木氏を訪ねたなど詳細に及び、答えられなかった点は「調べて後日報告する」とした。一方、鈴木氏は「今の時点では何も記憶にない」「事細かに記憶がない」などとあいまいな反論に終始。面談記録などの裏付けは「残っていない」とした。武田氏は17日発足の「検証委員会」での調査を強調。東北新社の報告の有無や総務省が違反を知りつつ事業承継を認定したかなど、同省幹部らに事実関係を確認するよう求められるたびに「検証委」を持ち出し、答えようとしなかった。▼ 立憲民主党枝野幸男代表は記者団に「反証を挙げる責任は総務省側にある」と強調。検証委の調査中も追及を続ける姿勢を示した。
(吉田隆久、田島工幸)(2021・3・17 北海道新聞デジタル)

※※※ 骨川筋衛門のコメント

 東北新社外資規制違反問題で、同社から外資規制違反の報告を受けたと名指しされた鈴木信也電波部長が答弁、しかし「記憶にございません」と繰り返すのみだった。「記憶にございません」というのは、これまで何度も聞いてきたフレーズです。普通は、所轄の「役所・省庁」が、居丈高にわずかな瑕疵(かし)でもあろうものなら、鵜の目鷹の目で文句をつけて、罰則を科すのですが、このたびも「記憶にございません」と開き直りました。外資の超過は、大ごとの違反と報道されています。これを「東北新社」が自ら「誤っていないか」を問い合わせに来たのを重大視しなかったというだけでも、失態だと判断し、責任を感じるのが当たり前だと思います。しかし、霞が関の常識は私たちの常識ではないようです。
 もと総務省の大臣を務めた菅首相は、あえて総務省の体質を変えてしまったのでしょうか!!キャッチフレーズに「仕事する内閣」を挙げていますが、各省庁は菅内閣のために、現在の総務省のために、「仕事する」・「庇(かばう)」だけに注力しているのではないかと思います。「自民党盛山正仁氏が『放送法違反に対して手心を加えるよう依頼したのでは』とただすなど、疑念の声は与党からも上がった」と書かれていますが、いかに逃げるかだけを「検証委員会」で考えるのでしょう。武田良太総務相は、「逃げの一手ばかりの将棋」を指すタイプですね。「いやな感じ」ですね。菅に身も心も捧げて「携帯電話料金値下げ」に「尽力」してきた谷脇審議官は政務次官を棒に振ることになりました。そうした風土を作った菅総理こそ東北新社問題を含めて責任を取るべきです!!菅元総務大臣や、歴代の総務大臣や総務と比較すると東北新社の中島社長の方がよほどまともではないでしょうか。

「記憶にない」「(やばい)接待は受けていない」…「ないない尽くしの国会」からの中継でした…

 ▲▲▲ 外資過多記憶にない若ぼけか

        コバヤシイッチャッタ 作

 ▲▲▲ NTT接待漬けで調査する総務省では百人超える

       スガノモトデハノタレジニ 作