① 黒松内町で「核ごみ拒否」条例成立 寿都町の隣接自治体
(２０２１/03/16 22:10 更新 北海道新聞デジタル)
【黒松内】後志管内黒松内町議会（定数９）は１６日の本会議で、原発から出る高レベル放射性廃棄物（核のごみ）の町内受け入れを拒否する条例案を賛成多数で可決した。核のごみの最終処分場選定に向けた文献調査が進む同管内寿都町、神恵内村に隣接する６町村のうち、「核抜き条例」の制定は島牧村、積丹町に続き３番目。▼「黒松内町に放射性物質等を持ち込ませない条例」は、核のごみを含む放射性物質の町内への持ち込みや処分、保管、研究に関する全ての調査、施設建設を受け入れないと定める内容で、近く施行される。本会議の採決では、議長を除く８人のうち６人が賛成した。▼条例案を発議した岩沢史朗町議は可決を受け、寿都町と神恵内村に「重く受け止めてほしい」と強調。鎌田満町長「慎重に審議されて制定したことはうれしく思っているし、しっかり尊重したい」と述べた。▼寿都町と神恵内村の隣接６町村では、核抜き条例を制定した島牧、積丹、黒松内３町村に加え、蘭越町でも条例制定に向けた動きがあり、核のごみ拒否の姿勢が鮮明になっている。道内ではこのほか、道と日高管内浦河町、上川管内美瑛町、宗谷管内幌延町が条例を制定している。（前野貴大）
② 核ごみ持ち込み反対の意見書案可決 仁木町議会
（2021/03/16 16:25 北海道新聞デジタル）
【仁木】後志管内仁木町議会は１６日の本会議で、「北海道への核のごみ持ち込みに反対する意見書案」を賛成多数で可決した。同管内寿都町、神恵内村で進む高レベル放射性廃棄物（核のごみ）の最終処分場選定に向けた文献調査を受け、一部町議が提出した。▼意見書は「全道各地の自治体や漁業・観光業者から不安や反対の声が上がるなか、国や政府に対し、北海道へ核のごみを持ち込まないよう求める」としている。（松嶋加奈）
※※※ 骨川筋衛門のコメント：
どの市町村でも、福島第1原発事故の悲惨さ、無残な姿、人心の揺れ、放射能被害の自然破壊、人体への影響、元いた土地から切り離されるストレスで他界される人も無数にいらっしゃいます。住み慣れた土地へ家族と離れてでも、帰還したいという人もいて、一人住まいを強行した方もいらっしゃいます。▼一方で、見知らぬ土地や友人を頼って移住を余儀なくされた方も多いのです。しかも「自主避難」と政府に勝手に名付けられた被害を被った方々には「補償金」を政府は出しません。政府主導で始まった原発稼働なのに、このような差別をして、放射能を浴びることを余儀なくされた方々は、多少の補償金をもらって福島周辺に住んだり、放射能を浴びるだけ浴びてから、移住された方も多いと思います。▼その後に、癌や脳血管障害や心臓疾患や精神疾患などを生じた場合には、政府は保証してくれるのでしょうか？▼小児の時期に放射線を浴びるのと成人になって同量の放射線を浴びるのとでは、前者の方が、甲状腺がんや白血病になる確率が高いと長崎大学の研究者は発表されています（注1）しかし、政府は福島県内外で放射能を浴びた可能性がある小児の甲状腺の検査をして、「検査数が多いから、甲状腺の異常陰影が多い」という結果になっているとか、「甲状腺の異常陰影でも癌ではない」とする「疑惑を抱かせる」結果を最近出しました。チェルノブイル原発事故後のソ連（その後のロシア）では、多くの子供さんたちは、甲状腺の手術を受けています。
日本では、放射線の脅威を小さく見せるとともに、小児への放射線被害を小さく見せるために偽（にせ）の「診断結果」を「公表」しているとしか思えません。菅首相は、福島第1原発の放射能による被害を小さく見せて、原発稼働を前提にした「脱炭素化社会」を掲げています。これも「詐欺」です。まずは、山河を削るのをやめ、身近な地面にお花屋樹木を植え、はげ山に広葉樹と針葉樹などの樹木を交互に植える植えてみませんか。「どろがめさん」と呼ばれた東大の先生が提唱されている植林の方法です。（注2）
読者の皆様は、ガースーの「脱炭素化社会」をどのように読み取られますでしょうか！？
注1）甲状腺がん、白血病と放射線（高村昇氏） | エネ百科｜きみと ... www.ene100.jp › fukushima
チェルノブイリでの内部被ばくの拡大は、食物連鎖の中で汚染された食物、特に放射性ヨウ素は牛乳に濃縮されやすい性質がありますが、その牛乳の摂取を規制しなかったことが、非常に大きな原因と言えると思います。甲状腺の内部被ばくを ...
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注2）「どろ亀さんのメッセージ～東京大学北海道演習林の森づくり【コラムリレー第19回】」を「コピー＆ペースト」して検索してみてください。
「どろ亀さん」と呼ばれた高橋延清（たかはしのぶきよ）教授の詳しいことは。ウィキペディアでお調べください。高橋延清 - Wikipedia
高橋延清 - Wikipedia
高橋 延清（たかはし のぶきよ、1914年ごろ - 2002年 1月30日）は、日本の森林 学者。 東京大学 名誉教授。 いつも泥まみれで歩く姿から、「どろ亀さん」「ドロ亀さん」の愛称で、多くの人に親しまれた。
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