[485](投稿)二階の本音

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二階氏、GoToトラベルの必要性強調「恐れとったら何もできない」
 (MSNより引用)
2021/04/04 15:28

自民党二階俊博幹事長は4日に放送されたBSテレ東の番組で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて停止中の政府の観光支援策「Go To トラベル」について「経済効果がある」として必要性を強調した。再開する場合の一定の感染リスクを認めつつも「恐れとったら何もできない」と述べた。
 再開は困難ではないかと聞かれた際、二階氏は「全国旅行業協会の会長もやっているから、Go To トラベルばっかり『やれ、やれ』って言うわけにはいかない」としたうえで、トラベルについて「それぞれの地域、市町村、過疎、過密(の状態にかかわらず)あらゆる都市にくまなく、努力しただけの経済効果がある」と指摘した。
 再開した場合に生じる感染拡大の危険性を「多少そういうことはありますけどね」と認めつつ、「それを恐れとったら何もできない。全員、家に引きこもって、表(玄関)閉めときなさいって。これじゃあ、日本経済が止まってしまう」と語った。
 さらに「みんな常識があるんだから、大丈夫」と明言。その根拠の一つとして、「日本の医療は進んでいる」「隣近所に信頼できるお医者さんが、みんないてくれる」と日本の医療提供体制を挙げた。(野平悠一)

※※※ 骨川筋衛門のコメント:とうとう二階幹事長は、「全国旅行業協会の会長もやっている」と居直って白状し、「Go To トラベル」を強行する宣言をするに等しいことを述べています。新型コロナウイルスの感染を「恐れとったら何もできない。全員、家に引きこもって、表(玄関)閉めときなさいって。これじゃあ、日本経済が止まってしまう」と語り、これからも経済効果があり必要だからやる、止めたら日本の経済は止まってしまうと言っています。▼根拠は①「みんな常識があるんだから、大丈夫」②「日本の医療は進んでいる」・「隣近所に信頼できるお医者さんが、みんないてくれる」と日本の医療提供体制を挙げました。

 しかし、各種の報道では、「3三密」を守らない(守れないも含む)。外で酒を買って飲んでいる。昨年の11月の勝負の時に二階氏は王貞治氏などを含む大勢の中に菅首相も呼び出して、「宴会をしていた」、最近では、大阪市で市職員が宴会をやり、2つのクラスターを生んでいる、店も密かに夜遅くまで開けている…数えきれないほど「非常識」なことを平気でやっています。これらのどこが「みんな常識があるんだから、大丈夫」と断言できるのでしょうか!!▼また、「日本の医療は進んでいる」・「隣近所に信頼できるお医者さんが、みんないてくれる」と言いますが、PCR検査が少ない、ワクチンも自国で作れない、ワクチン接種が遅れている、ワクチン接種体制もワクチンの入荷が少ないため計画できないと嘆いている。重症患者さんたちを多く引き受ける病院が少ないためいつも医療の逼迫(ひっぱく)を憂いている都道府県知事が多い。なぜ、大学病院は新型コロナ患者を引き受けないのかなどと議員まで「苛立つ」…などを鑑みると「日本の医療は進んでいる」・「隣近所に信頼できるお医者さんが、みんないてくれる」と言えるのか不思議です。▼ただただ「全国旅行業協会の会長もやっている」ので、「Go To キャンペーン」が止められなだけではないかと思うのです。もとより、「Go To キャンペーン」は「Go To トラブル」になると指摘してきましたが、二階氏に押された菅首相が、「GO」サインをだして「Go To キャンペーン」を前倒しまでしてやった結果、感染が蔓延(まんえん)してしまいまいました。▼教訓はただ一つです。政治家の言葉を信用してはならぬということです。これは「Go To キャンペーン」に限らず、「原発は大丈夫」だとか「核のごみ」を穴埋めしても大丈夫だとかを信用してはならないということも含んでのことです。

読者の皆様はどのようにお考えになりますでしょうか!?