ペンギンドクターの寄稿を拝読しました。
小生も「子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の厚労省の取り扱い」がうやむやになっていることが、ずっと気になっていました。この子宮頸がんワクチンそのものと「被害を受けた人たちのその後の経過」も現在どうなっているのかの厚労省の情報なども検索しても出てきません。
小生も予診の係にならされて、二人の医師の予診の仕方を見学させてもらいに行きました。読売新聞に、係争になることも想定して、予診したことを文章に残すようにと弁護士が書いていたからです。
しかし、文章に残すならペンギンさんのように、型通りのことを「電子カルテ」で書き込みできるところでないとできません。小生の周囲の環境ではできません ><
見学した「ワクチン接種の可否の予診」が極めて早く終わり、24人くらいだと2時間余くらいで終わるスピードなのも、予診票の改作によるわけですね。
オリンピック開催のために、7月いっぱいでワクチン接種が終わることを狙って予診時間短縮のための予診票改作なのですね。まったく知りませんでした。
化粧品や洗剤等や、下剤やその他の薬品などにも含まれているとなると、かかりつけ医にも、ワクチン接種をしてよいかどうかほとんど分からないことです。いちいち調べていると1日に何人ワクチン接種できるか?は分かりません。
各薬品会社に製造している薬剤にポリエチレングリコール使用の有無を知らせよと政府と厚労省がいえば、一覧表はできるし、パソコンで早く調べることは可能だと思いますが、あえてスピードアップのために省略したのだと思います。ワクチン関連で死亡の有無がワクチン接種の渦中で争われたら、ワクチン接種の敬遠がもっと多数起こるのは目に見えています。
台湾への「贈り物」が、「怪しい贈り物」だと思っていましたが、日本での危険を回避したものだという確信を得ました。日本でのワクチン開発への予算投入はこれからも少ないでしょう。これを敷衍すると、どのような「薬剤」の開発も停滞する可能性さえあります。余程の難病以外には開発されなくなるでしょう。せいぜい、既存の薬品で、副反応が分かっている・死亡率が極めて低い薬剤を高度の難病への応用が試験使用され、成果を上げるしかなくなります。しかし、新薬でないので、単価は安く、薬品会社は試験を依頼するメリットはないので、やらないと思います。
ともかくも、ペンギンさんのおかげで視界が広がって良かったと思います。しかし、「予診の役割の重み」とともに、「ワクチン関連死」の可能性が限りなく小さくなることを自分自身が祈念し、「万が一」を覚悟するしかないと思いました。
山田案山子