ウクライナ南部・欧州最大級の原発から出火か 地元市長がSNS投稿
2022年3月4日 9時43分
ロイター通信は4日、ウクライナ南部にある欧州最大級の原子力発電所、ザポリージャ原発について、地元のエネルゴダール市長のSNSへの投稿として、原発から出火したと報じた。投稿によると、ロシア軍の攻撃により4日未明、ザポリージャ原発から火が出たという。
AFP通信も、ザポリージャ原発の広報担当者の話として、原発から出火したと報じた。
詳しい施設の被害状況などはわかっていない。
(yahoo ニュースより引用。原典は朝日新聞デジタル。)
■一労働者の怒り：
地元のエネルゴダール市長のSNSへの投稿が真実ならば、チェルノブイリ原発の占拠挙に続き、欧州最大級の原発・ザポリージャ原発が独裁者・狂気を孕（はら）んだプーチンの命令によって占拠され、火災が発生している可能性があります。
原発のコントロールを失えば第二のチェルノブイリ原発や福島第一原発の二の舞、三の舞のメルトダウンと大量の放射能の放出・放射能の散乱粒子が気流に乗って世界を二重三重に回ります。世界の海洋と大地を隈なく放射能粒子で汚染し、数えきれないほどの人民が放射の汚染を被ります。
かつて、壊滅的なチェルノブイリ原発のメルトダウンが発生し、そのメルトダウンの終息さえ旧ソ連はできず、ソビエト連邦(ソ連)は解体せざるを得なくなりました。（福島原第一発事故も地震による津波によって電源を喪失し、チェルノブイリ級と同等のレベル７の原子炉の破壊が生じ、未だ終息させることができないままです）。
そこに、KGBなどの諜報部にいたプーチンは「狂気の独裁者プーチン大統領」となり、ウクライナを占領する意図をもって、大軍でウクライナに戦争を仕掛けてきました。その最初にチェルノブイリ原発の確保に乗り出しました。原発にミサイル攻撃を受けると「原爆投下」と同じくらいの被害が出ることを恐れて、日本政府もいかに諸外国からのミサイルによる原子炉攻撃を防ぐかに頭を悩ませています。恐らく、プーチンもウクライナが自ら原子炉を爆破し、ウクライナ占領が無意味になるようにすると邪推したのでしょう。
しかし、黒海の海洋航路を擁するクリミア半島に近いザポリージャ原発に火災が生じていると言われていますが、この規模は今は分かりませんが、もしもザポリージャ原発がメルトダウンし、放射能がまき散らされることになると、プーチンが描いていたと言われるクリミア半島を含むウクライナの南の地域の道路や市街や人々の「交通網」や農地や河川や黒海の運用はできなくなります。いくらプーチンは狂気に冒されていると言われていても、これは想像を絶することです。
しかし、この原発が破壊されると以下のことは考えられます。
黒海を巡る国々は直接に放射能汚染という被害を被ります。世界中が放射能汚染を被ります。食料の輸送網を止め、ガス・水道・電気などのインフラを止めるとしても、原発まで巻き込むと…
チェルノブイリは「確保」に止めているはず？なので、ザポリージャ原発も「確保」に止めて置くと思います。が、それにしても各種のインフラを止め、寒さと飢えに悩ませて死者の山を築き・敗北させるという「非情な」手段を用いるプーチンに対して、戦争反対の怒りの声を上げプーチンを大統領の座から引き下ろすことをロシアの人民・労働者、世界の人民・労働者に強く訴えたいと思います。
戦争狂・独占狂・独裁者プーチンの指示にロシア軍兵士は従ってはなりません！！
注）ホロコーストとは、「ナチス政権とその協力者による約600万人のユダヤ人の組織的、官僚的、国家的な迫害および殺戮を意味します」。
