[921](投稿)ペンギンドクターの寄稿の感想


読者より
 興味深く読ませていただきました。いつも感じることですが、ペンギンドクターは多読とともに深く読んで、感想を書き残しておいて、今もそれを振り返るというとても素晴らし習慣を持っていらっしゃるのに感心しています。井上ひさし氏も同じような読書習慣を終生続けた人です。
 恥ずかしながらロシア文学は、ドストエフスキー以外は全くと言っていいほど読んでいません。高校の時、米川正雄?訳のトルストイの小説を読み始め、訳した文体が小生には合わなかったのか、途中で投げ出しました。
 その後、ドストエフスキーの『罪と罰』を新しい文体で翻訳した筑摩書房版のを読んで、すらすらと読み進められ、また内容もよく理解でき、面白くもあり、翻訳する人が重要だと思いました。その後もいくつかのドストエフスキーの小説は読みました。
 ソルジェニーツィンは1冊は読みましたが、多忙になり継続的には読んでいません。ここで著者の経歴が紹介されてとても参考になりました。

 後に読んだのですが、加賀乙彦は米川訳でないと読んだ気がしないと書いていました。生きた時代・文化・生活等の差も小説などを読む基本になるのだと思った覚えがあります。
 
 コロナ時代の検査が詳しく書かれて、しかも進化していることが分かり、とても参考になります。つまり、クリニックでも頻繁に検査を行い、海外に行くときの検査も渡航先によると思いますが、厳重になっていることが良く分かります。
 コロナ禍が長く続いて、検査する側も「要領」が分かってきたのでしょう。小生が働いている職場の感染も時系列での報告書を読むと初期の感染の広がりと比較すると感染拡大阻止の要領が良くなっていると思いました。
 多分、職員の横の情報のつながりがたくさんあって、肝要なことが良く分かるようになり、感染の拡大が少なく、収束もスムーズに行ったと思います。(今後も繰り返す可能性はあると思いますが…)

一労働者

 ではまた。