[936](投稿)カンダタ


読者より
2日ほど土砂降りでした。今日は晴れました。

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 サハリンのエネルギー問題は厳しい「試金石=戦争」です。

 読売に、中国が事務用の機械製造について、設計も含め中国国内で生産しないと製造はさせないと言ってきたとありました。
これも、「試金石=戦争」です。
 日本のエネルギー政策は原子力に頼る方向へと向かっていますが、ウラン購入を規制されたら末路は同じだと思いますが。
 石油、天然ガスはいずれ枯渇し、石炭は100年くらいで終わりというのを養老さんはかつて書いていました。それで良いとも書いています。
 故障でスマホが止まるという現象で、様々な回線が止まり、経済的損失が起こったようです。東電の原発事故でも大きな損失を起こし、今や多くの人民に電気料金が大きな負担になってきています。火発を「計画的に!!」減じてきた東電(その他の電力会社…)は、原発再稼働を目的としていると思います。炭酸ガスが温暖化の原因と決めつけ、「炭酸ガスが出ない原発」を稼働したい政府と電力会社は原発の再稼働を促進したいだけです。プルトニュウムの処理が日本ではできないため、フランスに余剰プルトニュウムを「譲渡」すると新聞に出ていました。過剰なプルトニュウムを持つことを米国などに禁じられているために…。

 ともかくも、資本主義経済国家のドン詰まりには、「戦争」という怪物が現れ、多くの国家とそれを構成する支配者階級が角突き合わせ、労働者階級をなす人民を「兵士=消耗品」として、行き詰った資本主義経済の「再生・復興」を促進するのでしょう!!

 今や「独裁に分類される国に住む」という人口は世界の人口の71%だそうです。(yahoo ニュース「世界人口の71%が『独裁に分類される国に住む』という衝撃」より)
 つまり、とりあえず「民主主義国家」と呼ばれる国に住む人口は世界人口の29%しかいないということです。

 上記の記事が示唆しているのは、私たちが住む国はもしかすると「『オリガルヒ(大富豪)』とそれに後押しされている『政治屋』」たちが結託し・仕切っている「国家」ではないかと思う次第です。そのような「支配者階級」に翻弄されて「何とか生きている」私たちは「支配者階級に生き血を吸われている裸の労働者階級」と言うべきでしょうね…それに気が付かず、芥川龍之介が描いている蜘蛛の巣を競争して登ろうとしている人々は、人を蹴落としてでも上り詰め「お釈迦様」の住む国に自分だけ住むことを考えて、地獄に落下する餓鬼=カンダタなのではないかと思います…