[1000]新型コロナ危機のなかで

 
 読者、投稿寄稿をしていだいた皆さま、ブログ「新型コロナ危機のなかで」が1000回目になりました。ありがとうございます。このブログは新型コロナ感染症にたいする各国政府の対応よって現代社会に暮らす労働者階級・民衆の生命と生活が危機に貶められていくことを黙って見過してはいけないという思いもありはじめました。
 それから2年4ヶ月、新型コロナウィルスは変異を繰り返し、感染症は容易には収まりそうにありません。ワクチン接種は遅れ、治療薬が不足しているために、私たちは、不安の中で働き生活してきました。
 政府・厚労省の対策の拙さに規定され多くの人々が感染しました。何よりも優先的に予算を投入して検査・診断・治療体制を適確に確立してさえいれば、感染の広がりと亡くなる方も抑えられただろうに、と思います。
 そして、経済活動を制限した資本家、経営者によってまず非正規雇用の労働者が解雇・雇い止めにあい、労働市場にあふれた労動者は労働基準法が適用されない個人請負契約による働き方で長時間労働が強いられ厳しい生活を余儀なくされています。仕事に就けない人もいます。
 コロナ不況下ウクライナ危機が重なってインフレが亢進し、物価高に見舞われた私たちの生活はますます大変になっています。さらに新型コロナの社会的影響は顕在化すると思います。
 これからもいろいろなことが私たちを襲ってくるでしょう。その中で感じることを綴っていきたいと思います。
 皆様の投稿寄稿よろしくお願いいたします。
                  松本隆