昨日高市首相の広告動画について書きましたが、ひとをバカにしたような広告でした。ヒットラーのプロパガンダを連想しました。
高市広告のセリフを一部紹介します。
「未来は自らの手で切り開くもの。自民党はその先頭に立ちます。逃げません。ぶれません。決断します」
こういうアジテーションを何度も聞かされると、フッと頼りにしたくなるのかもしれません。
絶望した人々を雰囲気的に信頼させるような語りかけで、わたしはこの動画を見てこの人はこういえば大衆に受けるだろうと思っているのだろうと感じました。逃げないとかぶれないというのはそんなこと言う前に黙って実践すればいいのです。自分の政治活動を見ている人がそのように評価するということであって自分がわざわざ言うことではないと思います。
けれども、多くの人が今と将来の自分の生活に閉塞感があり、既成の政治家に打開することを望んでも仕方ないという気持ちになっているところにこの広告動画を見せられれば自民党に投票してみようという気持ちにフッとなってもおかしくありません。SNS動画を見る人の意識に刷り込もうとしています。
小選挙区選挙の結果にこの動画が影響を与えたといえるかもしれません。
ヒットラーは著書『わが闘争』で次のように書いています。
「宣伝効果のほとんどは、人びとの感情に訴えるべきであり、いわゆる知性に訴えかける部分は最小にしなければならない。われわれは大衆に対して、過度な知的要求をしてはならない。大衆の受容性は非常に限られており、彼らの知性は低い。しかし、忘れる能力は非常に大きい。これらの事実にもとづき、宣伝を効果的にするには、要点を絞り、大衆の最後の一人がスローガンの意味することを理解できるまで、そのスローガンを繰り返し続けることが必要である。」(我が闘争)
高市首相はこれを読んでいると感じました。





