2021-01-01から1年間の記事一覧

[750]黒い羊

<卓上四季>黒い羊より 12/23 05:00 ずっと昔、遠い国のお話。黒い羊が他の羊に銃殺された。その100年後、罪を悔やんだものたちが弔いの騎士像を建て、群集からは歓声が上がった。グアテマラ人作家モンテロッソの寓話(ぐうわ)「黒い羊」(書肆山田)の…

[749](寄稿)「コロナ下で過ごした一年目の大学生活]

ペンギンドクターより その3 さて、MRICの情報を転送します。医学生の行動はともかく、文中の福島県にて行われたコロナワクチン接種後の「中和抗体の推移」は大変興味深い報告です。 ********************************************* コロナ禍で過ごした1年…

[748](寄稿)読書について

ペンギンドクターより その2読書について、少し述べます。 先日、トマ・ピケティ著『21世紀の資本』を読了しました。原文は2013年に刊行され、邦訳は2014年12月8日第1刷、12月22日第4刷とみすず書房から大量に増刷されたベストセラーでした。私も2015年に池…

[747](寄稿)三回目の接種

ペンギンドクターより その1皆様 寒いですね。冬だから当然とはいえ、寒波が今年は早く来ています。 私は一日8000歩以上をクリアーするために、毎日ウェザーニュースで一時間毎の気象状況をチェックしています。今日は一日快晴ですが、午後から北西風が7-8…

[746]習近平思想研究センター

いま習近平指導部は中国の大学に習近平思想を研究するセンターを相次いで開設しています。北京大学は「習近平の新時代の中国の特色ある社会主義研究院」のもとに、経済、法治、外交、生態文明の4つの研究センターを開設しました。 2020年秋の党大会に向け学…

[745]ソ連邦が崩壊して30年、問われること

30年前、1991年12月25日にソ連大統領ミハイル・ゴルバチョフが辞任し、鎌と鎚の赤旗がおろされロシア連邦の白・青・赤の三色旗が掲げられました。ソ連邦は自己崩壊しました。 24日の北海道新聞の〈卓上四季〉が「ソ連の限界」にふれています。12/24 05:00ソ…

[744]「思いやり」から「強靭化」へ

呼び名の変更は大きな意味をもっています。 日米軍事同盟を強化する予算が日米政府間で実質合意されました。2022年から5年間の在日米軍駐留費の日本側負担を年2110億円、5年で1兆円を超えます。質的にも変わります。政府はこれまで「思いやり予算」と呼んで…

[743]介護1対3を1対4へ 政府行革会議

政府が行政改革推進会議で介護労働の規制緩和を検討しはじめました。現在介護労働者は1人で最大3人の介護を行うことが上限とされています。上限を4人に増やすというのです。要するに労働生産性を上げよということです。 ある介護福祉士によれば、見守りだけ…

[742]香港立法会、親中派一色に

香港議会選挙、親中派が99パーセント 「愛国者による香港統治」と聞くだけでデモにたいする香港警察の弾圧が思い出されます。そしてジョージ・オーウェル『1984年』の世界を連想します。 「戦争は平和なり 自由は隷従なり 無知は力なり」 「自由とは二足…

[741](寄稿)急務のワクチンブースター接種

ペンギンドクターより その2 ************************************************************************** 急務のコロナワクチンブースター接種根詰まりのブレイクスルーは? わだ内科クリニック 和田眞紀夫 2021年12月15日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発…

[740](寄稿)「がん」の話

ペンギンドクターより(12月17日) その1皆様 朝晩寒いですね。温暖化そのものは変わらないのに寒く感じるのは年のせいだと思います。室温は日差しで二十度近くてもパソコンに向かうときは、足元の足温器のスイッチを入れています。今朝は雨で、「寒い時は…

[739]溜まる放射性汚泥、土壌、瓦礫

土嚢、瓦礫 福島第一原発の廃炉作業の困難は増え続ける汚泥(スラリー)とその容器の劣化への対応にとどまりません。 東電は事故直後、汚染水を建屋地下の貯水槽にためました。その際、セシウムを吸着する軽石「ゼオライト」をつめた土嚢を床に並べました。…

[738]福島第一原発で増え続ける放射性汚泥

福島第一原発事故後、デブリとかスラリーという言葉が使われるようになりました。デブリとは溶け落ちた核燃料のこと、スラリーとは汚染水の処理で増え続ける放射性汚泥のことです。 朝日新聞の記者が福島第一原発事故の廃炉作業の現場に入りレポートしていま…

[737](投稿)なぜ改ざんが起きたのか

うどんくい 12/16 05:00 お米が切符制となった1941年のこと。ある小学校の仲の良い女性教師2人の話だ。5年を受け持つ教師の教室に1年の担任が顔を出し、乾物屋の娘である児童にメモを渡した。何か注文したかと思った教師が何げなく「うどんはあるかし…

[736](投稿)もみ消し

①文書改ざん、国が賠償責任認める 財務局元職員妻「負けた気持ち」 12/15 17:22 更新 森友学園問題に関する財務省の決裁文書改ざんを苦に自殺した財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が、国と同省理財局長だった佐川…

[735]「コロナ世代」頼るのは自分という境地

12月9日の朝日新聞「欧州季評」というコラムにブレイディみかこさん(保育士・ライター)が「『コロナ世代』若者の政治観 頼るのは自分という境地」というタイトルをつけた一文を寄稿しています。新型コロナ危機下の若者たちを「コビッド・ジェネレーション(…

[734](投稿)低レベル放射性廃棄物の危険性

<シリーズ論評 核のごみどこへ>38 低レベル処分 周知不足 神奈川工科大教授・藤村陽氏(59) 12/11 08:54 藤村陽氏 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場に埋めるのは、高レベル放射性廃棄物だけではない。使用済み核燃料からプ…

[733]立民党は「政権批判が強く映ってしまった」(連合芳野会長)

連合芳野会長は日経新聞のインタビューにこたえました。 質問ーー立憲民主党は衆院選で議席を減らしました。 「政権批判が強く映ってしまった。どういう国、社会を目指すのかが非常にわかりづらかった。」 なぜ政権批判が強く映ってはいけないのでしょうか。…

[732]多事争論「政権批判はムダですか 汚れたお重 洗わぬわけには」に想う

「政権批判はムダですか 汚れたお重 洗わぬわけには」(12月8日朝日新聞の《多事争論》)はおもしろかったです。 筆者の高橋純子さんはコラムのおわりに「ふう。目の奥が痛い。眉間のしわは深い。この原稿、いったい何回かき直したっけ?」といいます。苦労…

[731]広がる“中国化”その7

広がる“中国化”その7 マレー半島を横断する運河 中国の世界戦略は、カンボジアの隣国タイでも加速しています。中国国有企業も出資して、マレー半島で運河を建設するための調査が始まっています。全長130キロ、パナマ運河を超える巨大運河。マラッカ海峡を経…

[730]カンボジア首相フン・センがミャンマーに何をしに行くのか?

7日カンボジアのフン・セン首相は、来年1月にミャンマーを訪問することをミャンマー国軍ワナマウンルウィン外相との間で合意しました。 この間「暴力の停止」「特使の派遣」を提言するASEANの代表の訪問を拒んでいた国軍がフン・センと会うことに懸念の声が…

[729]広がる“中国化”その6

広がる“中国化”その6中国メディア企業を使った“宣撫工作” 新たな宣伝映像の制作 ♪ああ 親愛なる中国よ♪ APタイムズが、新たな宣伝映像の1場面で「ノスタルジア・フォ-・チャイナ」を流しました。50年以上前にカンボジアで作られた歌です。独立の父、シアヌ…

[728](寄稿)子宮頸がんワクチン接種の圧倒的出遅れをどうする

ペンギンドクターより その2 転送する山本加奈医師の主張は今年8月7日時点のものであり、その後11月12日の厚労省の合同部会でHPVワクチンの積極的勧奨再開へと動き出しました。(その1参照)ニュースだけでもいいのですが、やはり山本医師の具体的な経験が…

[727](寄稿)子宮頸がんワクチンの定期接種、「積極的勧奨を差し控えている状態を終了させることについて反対する意見は無かった」(厚労部会長)

ペンギンドクターより その1 私は連日8000歩以上の散歩をノルマとしていますが、女房は私の行動を冷やかにみていました。ところが、彼女も先日受診した内科の外来で肝機能異常から「脂肪肝」を指摘され、それから一念発起ジョギングモードになってきました…

[726]広がる”中国化“(その5)

広がる”中国化“その5です。 中国が推し進める一帯一路はいまヨーロッパを中心に、行き詰まりも見えています。 バルカン半島のモンテネグロで問題となっているのが、建設中の高速道路です。人口わずか60万のこの国に中国が1000億円に上る融資を行いました。 …

[725]広がる“中国化”(その4)

広がる“中国化„その4中国が推し進める一帯一路は世界140か国に関与しています。 一帯一路の沿線に位置する68か国のうち、カンボジアをはじめ23か国が、中国からの債務を返済できなくなる可能性があるといわれています。 これらの国では、港の運営権などを中…

[724](投稿)芸術作品の排除に想う

画家と戦争 11/28 05:00 「出陣の前」と題した日本画。正座した兵士が刀を脇に置き、野だて用の茶道具を使い一服の茶をたてた。じっと前を見る。戦地に訪れた一瞬の静寂と緊張が伝わる不思議な絵である▼作者は小早川秋聲(しゅうせい)(1885~1974…

[723]トヨタ労組が平均賃上げ要求を廃止、職種職位別へ

トヨタ労組が平均賃上げ要求を廃止、職種職位別へ賃上げの格差を容認 トヨタ自動車労働組合が2022年春闘で、全組合員平均で賃上げを要求する方式を廃止する執行部案を固めました。事務職や技能職などの職種や職位ごとに、ベースアップや定期昇給を含んだ標準…

[722](投稿)表現の「不自由」

文献調査の矛盾、葛藤映像で描く 札幌の美術家・高橋さん「10万年をせおう」 「答えのない問題 投げかける」 11/29 05:00核のごみをテーマに映像作品を制作した高橋喜代史さん 札幌市の美術家高橋喜代史さん(47)が、原発から出る高レベル放射性廃棄物…

[721](寄稿)某保健所長の「愚痴?」「怒り?」

ペンギンドクターより その2某保健所長の「愚痴?」「怒り?」 ************************************* 第6波への備え:第5波までの経験を活かさない厚生労働省の方針 「今までも酷かったが、さすがにこれは、、、」某保健所長2021年11月9日 MRIC by 医療…