レバノンでポケベルが爆発して多数の死傷者が出たというニュースを聞いて驚きました。爆薬がなければ爆発しないはずだと思いましたが、ベル製造過程から流通過程で仕込まれたようです。ポケベルに仕込まれたソフトウェアが、特定の信号を受けて爆発システムが起動されたといわれています。
今日も爆発は続いています。
時事通信
レバノン連日の爆発、20人死亡 「日本製の無線機」、450人超負傷―対ヒズボラでイスラエル関与か
時事通信 外信部2024年09月19日06時51分配信
18日、レバノン南部サイダで発生した無線機爆発を受けて現場に集まる人々(AFP時事)
18日、レバノン南部サイダで発生した無線機爆発を受けて現場に集まる人々(AFP時事)
【イスタンブール時事】レバノンの首都ベイルート近郊を含む各地で18日、無線機などの通信機器がほぼ同時に爆発し、保健省によると20人が死亡、450人以上が負傷した。ロイター通信は、爆発した無線機に日本の通信機器メーカー「アイコム」(大阪市)の社名と「日本製」の記載があったと報じた。イスラエルと対立しているイスラム教シーア派組織ヒズボラのメンバーらが使っていたという。
レバノンでは17日にも、ヒズボラ戦闘員らが通信手段としていたポケットベル型通信機器が一斉に爆発し、12人が死亡、約2800人が負傷したばかり。18日の爆発による死者は、前日を上回る惨事となった。
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今回の無線機爆発に関し、イスラエルは公式の反応を示していない。ただ、17日の爆発は、イスラエルがヒズボラの構成員らを標的として事前に爆発物を通信機器に仕掛けて遠隔操作で実行したと報じられており、イスラエルの関与が濃厚な「第2波」の攻撃が行われた可能性が高い。既にイスラエルへ報復する意向を示しているヒズボラが反発するのは必至だ。
以上
何千台ものポケベルに爆薬と起動装置を仕掛けるのは相当規模の大きい流れ作業がなければできないでしょう。戦争の形が変わります。一刻も早く戦争を止めなければなりません。
今後ポケベルだけではなく電子情報機器爆弾が使われる時代になるでしょう。製造流通過程に戦場が延長されました。