タス通信によると、ロシア軍のIL76輸送機が24日、ウクライナに隣接する西部ベルゴロド州で墜落した。ロシア国防省が発表した。捕虜交換のためのウクライナ軍人65人が乗っていたという。<下へ続くこのほか、ロシア軍の乗組員6人、同行者3人が搭乗。地元知事は「全員が死亡した」とSNSに記した。
国防省は墜落原因について「ウクライナ軍が北東部ハリコフ州から対空ミサイルを発射した」と非難。ロシアのカルタポロフ下院国防委員長は「(ウクライナ軍の)米国製かドイツ製のミサイルで撃墜された」と主張した。ウクライナのメディアは当初、ウクライナ軍が墜落への関与を認めたと報じたが、確認できないとしてその後訂正した。
SNSにはIL76が機体を傾けながら地面に向けて急降下し、炎上する動画が投稿された。近隣住民への被害はないという。ロシアのペスコフ大統領報道官は「情報収集中だ」と述べ、詳細なコメントを避けた。
以上時事通信
TBSによれば、 ラブロフ外相は「ウクライナのテロ攻撃」だと非難、国連安保理の緊急会合の開催を要請しました。 一方、ウクライナ側は墜落に関与したかどうか明言していませんが、ウクライナ国防省は声明で捕虜交換が予定されていたことを認めつつ、「移送方法などは知らされていなかった」と主張。「周辺空域の安全確保は求められていなかった」としています。
ウクライナの攻撃によってロシア機が撃墜されたのは間違いないようです。
この間ロシアとウクライナの交戦がつづいています。ロシア輸送機の撃墜はゼレンスキー政権の焦りを示しています。米欧の武器財政支援が滞っており戦争は行き詰まっているからです。
戦争はエスカレートしており当事国の政府によって終えることはできないでしょう。
世界の労働者階級と連帯した両国の反戦運動によってのみ止めることができると思います。