[25]雨合羽の寄付

病院が大変です


クリニックのホームページに「本当にありがとうございました」という、雨合羽を寄付して下さった方へのお礼の言葉をみつけました。
4月半ばのことです。ガウンが足りない医療の最前線の苦労がひしひしと、痛切に伝わります。  

医療機関の経営は厳しくなっています。私が通うクリニックの先生は、かぜをひく人があまりいないんですよ、という。多くの人は外に出ないのでかぜにかかりにくくなっているのかもしれないし、あるいはかかっても病院に行くのを避けているのかもしれない。 
報道によれば、全国平均で外来患者の2割、入院は1~2割減り、首都圏で外来4割、入院は2割減だといわれています。(メディヴァ社調査) 
新型コロナ感染症の検査・治療で大変な苦労をしている医療労働者の方々、病院経営者の皆さんが生活の危機に直面しています。政府の支援が急がれます。そして何よりウイルスを撲滅することはできない以上、ウイルスが人間の細胞に入ったことを発見することができる検査体制と、伝染を防ぎ治療する体制がすべての案件に優先して万全につくられるべきです。労働条件の確保は大前提です。
通勤時や会社での感染の危険性と不安は、感染症を見つけ対処することができるということがはっきりすれば大きく減らせるのです。
政府はなぜ速やかにやれないのか!
管理人