[984](寄稿)杉浦さん、挫けないで頑張ってほしいと思います。


ペンギンドクターより
その1

皆様
 暑いですね。コロナも大変ですが、熱中症も心配です。
 前回送信した東大理科三類の杉浦さんの件ですが、昨年の12月26日にコロナ禍の学生生活の一例として皆様に彼の大学生活を送信していました。私自身すっかり忘れていました。再送信します。(編集者∶明日紹介します。)杉浦さんは将来いい臨床医になると思います。
 ただし、記者会見して「権力」(東大当局だけではない)に「楯突く」かたちになったので、これから大変でしょうが、MRICには他にも彼を支援する私学の教員の文章も来ていますから、孤立することはないでしょう。留年の決定がくつがえることはなくても、いろいろ勉強することはありますし、順調に進級しないことで有意義な勉強ができる場合もあると思います。挫けないで頑張ってほしいと思います。

 新型コロナの拡大が止まりません。「2類を5類に」をどうするかはともかく、「全数把握」をやめるとどうなるのか、一般的には「定点観測」となり、「ある代表的な病院・医院を決めてそこでの発生数を把握する」という形になります。つまり感染者数は激減します。
 8月5日のm3.com編集部からのニュースでは新型コロナの発生届における15項目から7項目へ、すなわち①診断類型②氏名③性別④生年月日⑤報告日⑥居住する市町村名⑦電話番号だけとするという厚労省の発表があったようです。それでも手間がかかるとすれば、現状の一日25万人という感染者は、追跡調査などの出来るような数ではありませんから、定点観測とは別に、性別・年齢ぐらいにとどめて感染者数の全数把握はやっておいていいのではないかと思います。
 ここまで急増すると難しい問題です。

 明日20日は歯科受診に行きます。来週月曜日22日は高血圧の薬をもらいにクリニック受診です。そのとき、寝違え以後の左胸背部痛が遷延しているので、胸部レントゲンを撮ってもらいます。

 ではきょうはこのへんで。これから日傘をさして公園散歩です。
つづく