[1162]防衛省、トマホーク500発購入

 トマホークを導入すると言われはじめたのは昨夏のことでした。トマホークは射程1600キロメートルの巡航ミサイルで、射程が長すぎて自衛隊の情報処理能力では使うことはできません。アメリカ軍の支援を受けてはじめて機能するものです。

 トマホークは湾岸戦争イラク戦争、シリア内戦で多くの民衆の命を奪いました。政府はその兵器を500発も買い入れ「敵基地攻撃能力」(反撃能力)として装備するというのです。

ヤフーニュースを引用します。

 

トマホークは一括購入契約 防衛相表明、23年度に

2/14(火) 12:28 Yahoo!ニュース 

 浜田靖一防衛相は14日の記者会見で、政府が取得を計画する米国製巡航ミサイル「トマホーク」について、2023年度に一括購入する契約を米国と結ぶ方針を明らかにした。米国製の防衛装備品を購入する際に利用される制度「対外有償軍事援助(FMS)」で調達すると説明した。

 トマホークは、他国領域のミサイル基地などを破壊する反撃能力(敵基地攻撃能力)の装備として用いる。 防衛省は、部隊配備を26年度からと想定しているが、前倒しできないか米側との協議を視野に入れている。23年度予算案には取得費として2113億円を計上している。 取得数は、最大で500発程度とみられる。

以上

労働組合は2023春闘の中でトマホークの導入反対の声を上げなければなりません。