福島第一原発デブリ取り出しは、やはり放射線の影響を受けてロボットの目にあたるカメラが作動しなくなりました。前回失敗はアームのつなぎ方を間違えた作業員のせいにしましたが、今回は高線量に耐えられなかったシステムの問題が明らかとなり、一からのやり直しになりました。
この事態を知ってもなお原発の再稼働や新増設を語るのは異常ですらあります。経団連十倉会長は石破自民党総裁にAのI稼働に大量の電力が必要なので原発依存を要請し、石破も前向きの答えをしたそうです。
十分気をつけても事故原発の処理をすることは困難なのです。事故でむき出しになった放射性物質の放射線放出を人為的に止めることはできません。
日経新聞を抜粋します。
福島原発デブリ取り出しのカメラ故障、放射線が影響も
2024年9月26日 19:30
福島第1原子力発電所2号機で溶融燃料(デブリ)の試験的取り出しが難航している。東京電力ホールディングス(HD)は26日、故障している取り出し装置のカメラについて異常を調べる作業を開始した。高い放射線量が影響した可能性があるとみている。
以上