中国全人代の香港代表・葉国謙氏が朝日新聞の取材に応じて、9月の香港議会選挙に国家安全維持法に反対するものは立候補させないとのべました。
葉氏は 中国全人代の常務委員会が今月28日～30日の会合で香港国家安全維持法を成立させる可能性が極めて高いと語り、7月1日には香港政府が新法を施行する見通しだと明らかにしました。
新法は香港基本法（憲法）に組み込まれます。葉氏は法案への反対は基本法違反とし、9月の立法会選挙への立候補資格を認めないというのです。
中国と香港政府のスポークスマンが、 反対デモに参加する人びとの過半数議席獲得を「合法的に」阻むことを宣言したといっていいと思います。
