[762](寄稿)オミクロン株の拡大

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ペンギンドクーより
その1

皆様
 新年を迎えて寒い日が続きます。いかがお暮しでしょうか。
 私の方は何とか元気でやっています。8000歩のクリアーのため雪の日も傘をさして公園へ行きました。その翌朝は午後から風が強くなるというので、朝食・テレビ体操・トイレ後に外気温零度の中、4-5センチ積った雪の公園を散歩しました。公園の池や沼は岸の方から凍結していて、水鳥(カモやオオバン)はわずかに残った中央の安全な水面でかたまってのんびりしていました。しかし日差しは強くダウンのジャンバーの背中はぬくもって少し汗ばむほどでした。
 栃木県佐野市の唐沢山城跡に行ってきました。お正月の放送NHK「絶景日本の城…」で取り上げられていたからです。海抜240メートルの山城です。富士山・浅間山秩父連山・日光連山が見えて歩数は4000歩ほどでしたが、確かに絶景でした。ちなみに番組でのグランプリは「米子城」でした。ともに日本百名城ではありません。いつか機会があれば、米子城にも行って登って日本海伯耆富士・大山の絶景を見たいと思います。

 予想通りオミクロン株の急速な拡大が始まりました。以前のデルタ株も急増しているとすれば、年末年始の人手の影響でしょう。ふり返ってみれば、無観客とはいえオリンピックの開催が7月8月の第5波の急増をもたらしたのは結果的に明らかですから、今回もデルタ株については「三密」の影響でしょう。
 しかし、オミクロン株については、いずれ全国に拡大するのは当然としても、とりあえず水際作戦で「蔓延」を遅らせる効果はあったと思います。しかし、沖縄県、岩国市の急増は、どうみても米軍基地の軍人・軍属による蔓延がきっかけと思われます。「日米地位協定」とやらで、「治外法権」としか言えない状況は「遺憾」です。韓国では、コロナに関して韓国政府が強く申し入れて、米軍にしかるべき対応を取らせたそうですが、 日本政府の弱腰?忖度?が残念です。ドイツで暮らした私の乏しい経験から言っても、欧米では、言うべきことを断固として言った場合、根に持つことなく対応してくれるはずと思うのですが。沖縄がまたも犠牲になっている感じです。佐藤優(彼の母は沖縄戦の生き残りです)が日頃言及している「沖縄独立論」が力を増してくるかもしれません。
 
 転送するのは、MRICを主宰する上昌広医師の「新年の挨拶」です。(編集者註:次々回紹介します。)上昌広医師の主張はともかく、文中にある塩崎恭久厚労相の主張は傾聴に値すると思います。以前彼の主張については転送しました。
 ちょっと古いのですが、2021年9月18日m3配信の「塩崎恭久衆院議員に聞く」全4回という記事が面白かったので紹介します。インターネットで「医療維新、塩崎恭久衆院議員に聞く」で検索してもらうとヒットするはずです。または、
https://www.m3.com/news/iryoishin/965928で見られるはずです。

 塩崎氏は愛媛県選出で衆議院議員8期、参議院議員1期を務め、内閣官房長官厚生労働大臣などを歴任しています。70歳で引退しました。後継者を息子にしたようで、ちょっと違和感はありますが、私は自民党内でも「異色」の有能な政治家という印象をもっています。東大教養学科卒で東大法学部卒の連中とは異なり、群れることのない自分の頭で考える本物の政治家と思います。
つづく