[1381]アメリカは及び腰。ウクライナ、ロシア国民は戦争停止の声を

 バイデン大統領は21日ゼレンスキー大統領とホワイトハウスで会談し、米国内にウクライナ支援にネガティブな意見がある中で「自由未来のために米国は決して逃げださない」と述べました。

 米議会は共和党内一部議員の反対によってウクライナ支援の240億ドルの追加予算案の議会通過が危ぶまれています。バイデンは戦車M1エーブラムスの供与と防空システムやクラスター爆弾を含む3億2500万ドル(約480億円)の追加軍事支援を公表しましたが、長距離地対地ミサイルATACMS(エイタクムス)の供与は見送りました。

 ゼレンスキー大統領は21日ワシントンの連邦議会与野党議員と会談した際に「支援を得られなければ戦争に負ける」と訴えたといいます。

 私はこれを聞いて、なぜアメリカの支援がなければ負ける戦争を続けるのかというように感じます。戦争を続ければアメリカの言いなりになる国家になります。それはウクライナの労働者階級民衆にアメリカの盾になることを強いることになります。こういうことを言うと、ロシアの侵略を容認するのか❗という強い言葉が叫ばれますが、それは戦争に反対する意見を封じるためのものだと思います。

 もはやウクライナの民衆はロシアの侵略に抗議しながら、即時に停戦する闘いを国内でつくることを私は願います。