[1645]イギリスの選挙

久しぶりにブレイディみかこさんのコラムを読みました。

7月4日に英国では総選挙。保守党スナク首相が支持率で20%もリードされながら総選挙に打って出たのは、GDPがマイナスから0·6%プラスとなり、インフレ率も゙10%超から2·3%に下がりこれ以上の改善が見込めそうにないからということのようです。

 保守党が「セキュリティ」、労働党が「チェンジ」をスローガンに掲げてたたかっています。両者のスローガンを比べると後者が英国の現状を鑑みれば票集めには良策だろうとブレイディさんは言います。しかもこの時期にスナクは徴兵制復活を打ち出し、実はスナクは辞めたいのではないかという見方もあるそうです。

 それはともかく、労働党はチェンジを連呼するが、政策的に何か具体的にというより英国は10年ごとに政権交代が起こり、人々が求めているのは交代のチェンジだといいます。

そして終わりに一言、人々が求めているのは「早くも実現性に疑問が広がっている兵役復活」のチェンジではないとむすんでいます。

アエラ6月10日号のeyes参照