[1069](寄稿)5回目のワクチン接種
[1068](投稿)雑感
[1067]一年前、二年前の同じ時期の記事
はてなブログさんから過去の同じ時期の記事を送っていただきました。過去のブログを読み返してみると、あっという間に過ぎ去った出来事の記録のようでもあります。けれども、ブログに刻んだ当時の私自身の思いや、投稿者の当時の社会的現実への危機意識が映し出された文は、歩んできた二年の重さを感じさせます。これからもコツコツ書きていきます。
皆さんよろしくお願いします。
1年前の記事2021/11/11
[700]「『集団、一斉』が嫌いなわたし」について - ◼新型コロナ危機のなかで
2021/11/12
[701](投稿)改憲翼賛会運動 - ◼新型コロナ危機のなかで
2021/11/13
[702](投稿)寿都町長選の無効を訴え - ◼新型コロナ危機のなかで
2年前の記事2020/11/11
[245](投稿)幌延500メートルへ掘削延長案ジワリ - ◼新型コロナ危機のなかで
2020/11/11
[246](投稿)福島第一原発処理水、政府は海洋放出の意向 - ◼新型コロナ危機のなかで
2020/11/12
[247](投稿)GoTo継続、感染症拡大 - ◼新型コロナ危機のなかで
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[1066]「法相は死刑のはんこ押す地味な役職」
葉梨康弘法相は9日会合で「だいたい法相は朝、死刑(執行)のはんこを押す。昼のニューストップになるのはそういうときだけだという地味な役職だ」とのべたそうです。(10日日経新聞参照)
驚きました。
この人は、国家権力の代表者として人間を縊死させる行為を命じることを単なるはんこ押しだと思っているようです。
官邸に指示され10日の参院法務委員会で行なった反省の弁。「職務を軽んじているような印象を与えた。おわびを申し上げ撤回する。」
この人は何にも考えていない。当初擁護しましたが一転して更迭した岸田首相は、こういう人を部下として使いやすいと考えたのでしょう。葉梨は警察官僚だったそうです。
こういう人を法相にした政府が君臨する時代は危うい。
[1065]AIの導入とジョブ型雇用
リスキリングとジョブ型雇用が広がっています。日経新聞が813社にアンケートした結果を4日発表しました。
日経のウエブから引用します。
リスキリングでAI人材育成 140社が実施
人的資本の価値最大化
ジョブ型雇用も2割
日本経済新聞がまとめた2022年の「スマートワーク経営調査」で、人工知能(AI)を使いこなせる人材をリスキリング(学び直し)で半年以上かけて育てる主要企業が約140社に達した。高度人材などの職務内容を定める「ジョブ型雇用」も2割が導入する。紛争や感染症が招いた経済秩序の混乱を乗り切るため、スキルや発想に富む人的資本の価値を最大化する経営が広がる。
引用以上
欧米資本主義諸国や国家資本主義中国との国際競争力で大きく水をあけられた日本の企業。政府のバックアップを受けた資本家•経営者は製造業であれサービス業であれ、労働生産性を向上させるために労働手段を技術化(AI化)し労動組織·労働力の技術性を高度化する(リスキリング)ために大童になっています。これから労動者の階層分化と格差が広がります。AI化された労働手段を使いこなすために労動者は心身を擦り減らすことになります。
日経新聞は4日の朝刊の17面から21面に渡って「Smart Work」特集を組んでいます。
変えられる労動者の働き方に焦点を当てて考えてみます。
先に引用した日経記事の「人的資本の価値を最大化する経営」という言葉に端的に示されています。
人的資本とは買い入れた資本としての労働力商品と言ってもいいと思います。人的資本の価値を最大化するとは、労働市場で投じた貨幣資本の価値量を上回る最大の剰余価値を生産過程で生み出すように労働力商品の使用価値を消費することと言っていいでしょう。
それは労働生産性を高度化することによって可能になります。資本家階級はそのためにAIを開発し生産過程に導入しています。
註∶
AIとは人工知能、アーテイフィシャル•インテリジェンス(artificial intelligence)の略。
ウィキペディアによると、AI(エーアイ)とは、「『計算(computation)』という概念と『コンピュータ(computer)』という道具を用いて『知能』を研究する計算機科学(computer science)の一分野」を指す語[1]。「言語の理解や推論、問題解決などの知的行動を人間に代わってコンピューターに行わせる技術」[2]、または、「計算機(コンピュータ)による知的な情報処理システムの設計や実現に関する研究分野」ともされる。
『日本大百科全書(ニッポニカ)』の解説で、情報工学者・通信工学者の佐藤理史は次のように述べている[1]。 「 誤解を恐れず平易にいいかえるならば、「これまで人間にしかできなかった知的な行為(認識、推論、言語運用、創造など)を、どのような手順(アルゴリズム)とどのようなデータ(事前情報や知識)を準備すれば、それを機械的に実行できるか」を研究する分野である[1]。 」
つづく
[1064]中古ミサイル、戦車も輸出•無償供与へ
政府は、輸出できる武器の範囲を広げようとしています。岸田首相の「聞く耳」は防衛省、軍事産業の言うことを聞き入れる耳のようです。憲法9条は実質的に空洞化させられています。
以下、11月6日の日経新聞です。
政府は自衛隊が持つ中古の防衛装備品の輸出条件を緩和する検討に入った。いまは海外への提供を禁じる戦車やミサイルを対象に加える案がある。アジアの国への無償提供も視野に入れる。中国の軍事力の拡大を踏まえて防衛当局間の協力強化につなげる。
年末に改定する国家安全保障戦略で防衛装備品の海外移転の緩和方針を明記する。現行の「防衛装備移転三原則」の指針や自衛隊法の改正が必要になる。2023年中の実現をめざす。...
政府はウクライナに武器援助して軍事大国の仲間入りしたいということと、古くなった武器を供与して一掃してしまいたいというのが本音なのでしょう。兵器産業は新しい兵器をつくって売って、買った国は殺戮と破壊に使う。後は野となれ山となれとうわけです。
岸田首相は安倍元首相を超えるタカ派です。