投稿[14]労働組合は目を覚まそう

雇用助成金問題

2020/05/23 (土)


北海道新聞の「雇用助成金 申請諦め」を読んで怒りがふつふつと湧いてきました。

「労働者にしわ寄せ」とありますが、政府のやっていることは「いかに助成金を出さないか」の典型です。
休業手当は「後払い」方式で、中小企業にできるわけがないということも分かっての仕業だと思います。
(皆さんの批判の刃をお願いします。きっとどの新聞でも扱う記事だと思います。)

労働組合」は「中小企業はもともと経営体力が弱い。助成の前に休業手当の資金を準備できない事情もあるのではないか」などと、傍観者のように言っています。こんな発言しかできない労働組合など、大会社を支える「当局よりの組合」ではないでしょうか!!

申請書類の複雑さを簡便にしたという政府…それでも、これまでの個人に10万円の支援でも、「不都合な真実」ですが、「オンライン申請ができなかったこと」も当然わかっているし、「申請書の複雑さ」に途方もない時間を費やし、何度も書く直し、うまくいかないことに困惑し、「社会会保険労務士」に依頼せねばできないことも分かってやっていること。そもそも、小さい企業は「雇用契約書や賃金台帳が作成されていないこと」などがあるということを無視しているわけです。

形ばっかりの助成金は大企業しか得られない。このことは、これまでの大企業の税金を安くして、大企業優遇税になる方策と同じですよね。

企業が「休んでくれ」といったことも、会社の指示で「休んだ人」が「自分から休みます」と言ったと会社側は言い張るというのが現実です。

この末路は、「コロナ災害」より、もっと人命を奪う政府の議員・官僚・役人連中の「人災」以外の何物でもないと思います。

怒りしか湧いてきません。労働者の知恵と団結で、会社や政府を突き上げ、今生きていく賃金を(もともと取られた税金ですが)払ってもらいましょう!!

      企業に休業を強いられた労働者

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200523-00010001-doshin-hok

雇用調整助成金 相談件数のうち支給わずか2・6%(北海道新聞) - Yahoo!ニュース
新型コロナウイルス感染拡大の影響で従業員を休ませた事業所に対し、従業員への休業手当を国が補填(ほてん)する「雇用調整助成金」(雇調金)の活用が進まない。道内では2月中旬以降、5月15日までに北海道労 - Yahoo!ニュース(北海道新聞)
headlines.yahoo.co.jp