[145](投稿)知事が公開会談を提案

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以下はネットからの引用です。

知事「公開で会談を」 核のごみ問題 寿都町長と調整へ

 鈴木直道知事は27日の記者会見で、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査への応募を検討している後志管内寿都町の片岡春雄町長との会談について「できるだけ開かれた形でのやりとりが必要だ」と述べ、町長の同意が得られれば公開が望ましいとの考えを示した。会談時期は町側と近く調整する。
 知事は 知事は「重要な決断をするに当たっては町民に丁寧に説明すべきだ」として、町民の意向を十分に踏まえて応募の是非を判断するよう町長に重ねて求めた。会談ではこうした考えを伝える方針で、「町長の思いも聞きたい」と話した。
 知事は「重要な決断をするにあたっては町民に丁寧に説明すべきだ」として、町民の意向を十分に踏まえて応募の是非を判断するように町長に重ねて求めた。会談ではこうした考えを伝える方針で、「町長の思いも聞きたい」と話した。知事はまた、文献調査は市町村の意向で応募でき、知事や周辺市町村らの意向を反映する法的な枠組みになっていないことについて、「国は多くの地域の声をしっかりと受け止める必要がある」と指摘し、国は文献調査を行うか判断する際、道や寿都町以外の市町村の意向にも十分配慮吸うよう求めた。

核抜き道条例改正「ご議論を」 町長

後志管内寿都町の畑岡春雄町長は27日、核のごみの持ち込みは「受け入れがたい」とした道の条例について「条例は改正されることも議論にすべきである。現状に合うのか、道議会で議論してほしい」と述べた。札幌市内での会議後、記者団に答えた。町長は「核のごみの最終処分は国民義務だ。議論のテーブルに載せることが悪いというのはナンセンスだ。議論につながれば一石を投じた意味がある」とし、全国的に議論が広がり、文献調査への応募を検討する市町村が続くことに期待感を示した。 
 町長の発言に対し、鈴木直道知事は同日の記者会見で、「議会議論を経て、現在まで20年にわたって運用してきたことは尊重すべきだ」と道条例の改正に否定的な考えを示した。知事は2000年に制定された道条例を理由に、核のごみの最終処分場選定に向けた文献調査への応募を検討する同町に慎重な対応を求めている。

水産加工業者らは撤回要求 核ごみ調査 寿都町に7836人分署名 

寿都】後志管内寿都町が高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定いに向けた文献調査への応募を検討していることを巡り、水産加工業者の町民らでつくる「寿都に核のごみ入らない町民の会」は27日、応募検討の撤回を求める町内外の7836人分の署名を片岡春雄町長に提出した。
 同会は調査検討の報道を受け、寿都水産加工協同組合青年部メンバーを中心に結成。賛同者の協力を得て町内の個人宅や事務所を回り署名を集めたほか、町外からも署名が寄せられた。署名数は同日現在、寿都町が695、隣接する黒松内蘭越、島牧の3町村が計558、その他の道内外が計6583、寿都町の人口は2903人(7月31日現在)で、町民の約24%が署名したことになる。27日は同会結成の呼びかけ人の南波久さん(59)ら7人が町役場を訪れ、片岡町長に署名を手渡した。報道陣の取材に南波サンは「(応募検討撤回に)」賛同してくれる人がこれだけいるが事実。製造業者としては風評被害は実害に近い」と訴えた。
 片岡町長は北海道新聞の取材に「応募するかはまだ議論の途中。賛成か反対かではなく、みんなでエネルギー政策を学ぶことが大切だ」と話した。また同日は町内の経済5団体の若手が参加する説明会同町役場で開かれ、片岡町長が応募検討の経緯などを話した。


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 町長は「核のごみの最終処分は国民義務だ。議論のテーブルに載せることが悪いというのはナンセンスだ。議論につながれば一石を投じた意味がある」と強弁すると同時に、単純に「議論」し「一石を投じた」わけではないことは明らかです。すでに、賛同してくれるであろう「町内の経済5団体の若手が参加する説明会」を開いて、「文献調査」という名の「核の廃棄物」の最終処分場までもっていきたいというのが透けて見えます。
 道の決めたことより、国による方策と工作が得策とみて、経産省と秘密裏に・綿密に計画して、「文献調査」の計画のアドバルーンを上げたのです。後志(しりべし)管内だけのことだけではなく、「食と観光の」北海道を維持することは最も大事なことです。エネルギー政策として、もはや「原発の稼働」は不要なだけでなく、さらに廃棄物(高レベルの放射能を何億年単位で吐き出す毒物です)を増産するだけで、処分場をもっと広げていくしかなくなることになります。「核のごみ生産・原発稼働」は北海道だけでなく、全国・全世界の問題でもあります。        
 労働労働者・人民の皆様はこの問題についてどのようにお考えになりますか?

◆◆◆ 核のごみ目に見えないコロナのよう手あまししても投げ場がないね

西東喪吉(さいとうもきち) 作

◆◆◆ 鉄壁の蓋(ふた)をしたと思えども放射線は食い破ります

荒城野月破礼傘原発(こうじょうにつきやぶれがさげんぱつ) 作

◆◆◆ 放射線鉛の壁も通過する白血病多発性癌

真坂野放線障碍(まさかほうしゃせんしょうがい) 作

注)放射線が引き起こす障害は、多数あります。詳しくは下記のアドレスからご覧ください。

https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/402000/d013701.html

批評禍 骨川筋衛門