[702](投稿)寿都町長選の無効を訴え

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寿都町長選は無効」町民5人が申し立て
11/10 05:00
 【寿都】10月26日の後志管内寿都町長選で落選した新人越前谷由樹氏(70)の後援会長吉野寿彦さん(61)ら有権者5人が9日、公選法に違反する投票があったとして、町選管に選挙無効の決定を求める異議を申し出て、受理された。▼ 申出書は《1》法定手続きによらない代理投票が行われた《2》障害者施設の利用者が特定候補者の広報はがきを持参し、引率した施設職員らに覚知されるような状態で投票または代理投票し、自由な意思に基づく投票が阻害された―と訴えた。代理人は取材に「施設利用者ははがきを渡され、投票先を誘導された」と述べた。▼ 公選法によると、町選管は30日以内に申し出に対する決定を出す。不服があれば道選管に審査を申し立てられる。再度不服があれば、道選管を相手取って札幌高裁に提訴できる。(前野貴大)(2021・11・10 北海道新聞デジタルより)

◆◆◆一労働者より

 寿都町町長選挙で「公選法に違反する投票があったとして、町選管に選挙無効の決定を求める異議を申し出て、受理され」たということです。●このようなことは時々耳にし、見聞することもあります。かなり前に、人権意識の低い施設や病院などで、職員が〇〇〇候補者に投票をしてくださいと施設利用者や入院患者さんに声をかけているということが広まって、取り締まるようになったということでした。●今回も【申出書は《1》法定手続きによらない代理投票が行われた《2》障害者施設の利用者が特定候補者の広報はがきを持参し、引率した施設職員らに覚知されるような状態で投票または代理投票し、自由な意思に基づく投票が阻害された―と訴えた。代理人は取材に「施設利用者ははがきを渡され、投票先を誘導された」】という選挙違反が行われたことが、記事に書かれています。
 寿都町の人口は2021.3.30で2,830人で61歳以上の高齢者率は41.1%の寿都町内では、このような情報は、すぐに職員同士でも情報が拡散してしまい、寿都町内全域にこの情報は訴えが起こされたと思います。町長選挙の内容では、片岡春雄前町長(72歳)が1,135票、前町会議員越前谷由樹元町議会議員(65歳)が900票で、わずか235票の差でした。このように接戦になることは、片岡町長や肩入れしているNUMOや商工会などは片岡町長お得意の「肌感覚」で分かっていたと思います。核のごみ=死の灰=高レベル放射性廃棄物の文献調査をぜひともやりたい政府経産相と政府側のNUMOも、あらゆる手を使って、片岡氏の当選を画策したと思います。●寿都町のホームページを見ると、多くの施設が町の資金のてこ入れでできていると推定されます。ここで働く職員も多くおられると思います。その人たちが結託して票を利用者に依頼したり、「代理投票」などを行うことも「可能性」があると思います。●国家はNUMO=原子力発電環整備機構と名乗るだけあって、原発の推進を目的としています。原発からでる「死の灰」の投げ捨て場を求めるためには、違法を承知で取り組むことが多くあると想像されます。それには10億円~20億円以上出しても惜しくはないのです。各地の電力会社の後押しもあり、血税からもお金は捻出されるからです。死の灰が溜まって、原発稼働ができないことの方を恐れています。温暖化防止に原発を使うと菅元首相は言っていましたが、原発こそ1秒間に70トンの海水・河川水を7度も温度を上げるのです。しかも同時に死の灰を作り出します。原発も「温暖化」に大きく「貢献」していることを忘れない方が良いと思います。
 北海道に温かい地域でとれるブリが大量に上がり、秋鮭が激減している原因の一つは原発にあると思います。海水の温度が上がれば、海水に溶けていた炭酸ガスは、空気中に出て余計に炭酸ガス排出に「貢献」するという矛盾も抱えているのです。  ★今からでも遅くないです。原発稼働を止めて、炭酸ガスを増やさず、温暖化も防ぎ、死の灰の増加も止めることにも注力してはいかがでしょうか!!

参考文献:原発事故は終わっていない 小出裕章 著  毎日新聞出版 2021.3 出版 1,430円