[1450]ゼレンスキー、「ロシア軍撤退まで停戦せず」

 共同通信日経新聞などがウクライナ・ゼレンスキー大統領にインタビューしました。共同通信を引用します。国内から非戦、厭戦の声が広がっているなかで、ゼレンスキー大統領は従来の主張を繰り返し、日本政府への支援要請の気持ちを述べました。

 

ロシア軍撤退まで停戦せず ゼレンスキー大統領会見

11/30(木) 17:07 Yahoo!ニュース

【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は28日、共同通信などアジアの一部メディアと首都キーウ(キエフ)の大統領府で会見し、ロシアがウクライナから部隊を撤退させない限り、停戦に応じないと明言した。欧米では停戦を探る動きもあるが、ゼレンスキー氏は否定。中東パレスチナ情勢が緊迫し、侵攻への関心が低下していることへの懸念を示した。

 来年2月に東京で開かれる日ウクライナ経済復興推進会議の成果に期待を示した。 ゼレンスキー氏はロシア軍が撤退しないままの停戦は「紛争の凍結」に過ぎず、ロシアは時間を稼いで戦力を回復した後、領土を奪うため再び攻撃を仕掛けてくると主張。「ロシアは平和を望んでいない」と述べた。

 欧米で広がりつつある停戦論に関しては「手を切り落として他人に渡すような案」しか見たことがないと批判し、領土を割譲してまで和平を求める考えはないと断言した。 ロシアのプーチン大統領については「貪欲で常に飢えている」「ソ連がかつて有していた影響力を取り戻すことを目標としている」と分析した。

以上

 ゼレンスキー大統領は戦局が膠着している中、引くに引けなくなっているようです。ロシアでも大統領選を3月にひかえ、戦争を゙続けるプーチンに批判の声が街角インタビューで聞かれます。ロシアでもウクライナでも反戦の声を上げるのは逮捕されるかもしれないという覚悟が必要です。

 ゼレンスキー大統領は停戦を拒んでいますが、これ以上の犠牲者を出してはいけないと思います。

次回のブログでウクライナの国民の声を紹介します。