[1490](寄稿)医療あれこれ(その100)ー1

ペンギンドクターより
その1
 皆様
 2024年は正月早々、能登地震羽田空港の事故など、日本にとって多難な年になりました。輪島市珠洲市その他被災地の惨状を見るにつけ、地震国日本の未来が懸念されます。
 今朝6時の外気温は-4℃でした。ゴミ出しに行って帰ると、ホットカーペットにかぶせた布団に足を入れて温めます。我が家は石油やガスストーブはなくすべて電気使用です。いつもなら電気炬燵を出すのですが、乳児在住のこの冬の昼間はLDKの中央に長方形の食卓を置いて、その上に幼児用の折り畳みベッド(東京都および渋谷区のサイトから3万ポイントで購入、誕生祝いとして自治体から貰った合計20万ポイントの一部を利用)を載せるので、炬燵はなし。エアコンフル稼働です。夜の母子は私の母が居住していた和室で長い夜を過ごします。暖房は20年使ったデロンギが壊れたので国産のコロナの据え付け型暖房機を購入設置、さらに加湿器をフル稼働で部屋の温度・湿度の調節をしています。彼らがやってきてすぐは、消費電力の急増で何度もブレーカーが落ちました。太陽光発電の導入以来、センサーでそれぞれの機器の消費電力がわかるので、状況をみながら炊飯器や電子レンジや食器乾燥機などの作動を調製するようになり、以後はブレーカーもおとなしくなりました。
 明後日1月14日(日)には明日レンタカーで迎えに来る父親とともに親子3人は東京に帰ります。私たち老夫婦にはようやく普段の生活が戻ります。諸物価高騰の今、生活は大変です。私が曲がりなりにも仕事をしているので、出費に一喜一憂することはないのですが、チビたちが来て、水道の使用量が倍増、水道料金の検針員の方が、「水漏れ」があるのでは?と声をかけられました。洗濯物が2-3倍増したからです。電気代もほぼ倍増です。食費も正月は5人家族となったので当然倍増、義理の息子はアルコール好きですから、消費量も3-4倍増です。私は昔と違って弱くなったので、ほぼ週2日のパターンを守っていますが。
 不妊治療・不育治療の医療問題や経済的問題などいろいろな側面はいずれまた報告します。
 医療あれこれ(その100)ですが、100回と言っても途中からのカウントです。2009年の新型インフルエンザ流行から始めたので、もうずいぶん長くなります。全部合わせれば、200回以上になっているでしょうか。私にとって、医療を中心にその都度経験したこと、考えたことの記録を残しているわけであり、独りよがりの記録ではありますが、お付き合いいただいて感謝しています。特にコロナ禍で巣ごもり生活の日常においては、自分自身の知的努力の源泉となっています。今後ともよろしくお願いいたします。
つづく