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今年アメリカで大統領選があります。ひょっとしたら大統領にかえり咲くかもしれません。なぜトランプが支持されるのか、日本で暮らす私には理解を超えることが、アメリカで起きています。
アメリカの力が弱くなっていることはわかります。アメリカンドリームも今は昔、企業が安い労働力を求めて海外に進出した結果、国内産業の空洞化が進み多くの労働者が路頭に迷いました。失業した労働者は、仕事がないのは国内に流入する移民労働者のせいだと思いこんで移民排斥運動が起きています。
トランプが登場し2016年の大統領選では大方の予想に反して圧勝しました。
私もトランプが大統領になるとは思いませんでした。それから8年、またトランプが出てきたこと自体がアメリカ社会の歪みの深刻さを物語っています。
朝日新聞が「アメリカ大統領選2024混迷を歩く」を特集しています。記者がアメリカに行ってルポしています。
「世論調査をみる限り、11月の大統領選で共和党のトランプが民主党のバイデンを下し、大統領に返り咲く可能性は十分にある。刑事事件で次々と起訴されても、なぜ人気が根強いのか。いやそもそも実際のところ、トランプはどれほど支持されているのか。実態を探りたかった。」
朝日新聞記者がアイオワ州の小さな街に行って取材して書いたことを私も読んで考えてみます。
つづく
