[1520]ウクライナ総司令官交代

 ウクライナの総司令官が変えられました。ザルジニーが更迭されシルスキーが任に着きます。

毎日新聞より

 米メディア「ポリティコ」によると、新総司令官に対して軍内部には「作戦の目的が描けていないのに、戦線突破や小規模村落の制圧などの戦術的な成果にこだわる」との評判がある。自軍の犠牲をいとわない姿勢から「殺りく者」の悪名で呼ぶ兵士もいるという。シルスキー氏は9日の声明で「軍が最も重視するのは、兵士の命と健康だ」と強調。AP通信は「バフムトの戦闘で受けた批判に配慮した発言だろう」と分析した。

 以上抜粋

 新司令官は「軍が最も重視するのは、兵士の命と健康だ」と言っているそうです。無茶な戦いは避けるということなのでしょうが、前線の兵士はきれいごとだと思うでしょう。

 戦争停止が最も兵士の命を守ります。私はアメリカに支えられてはじめて可能となるような・ロシア軍との死闘を続けるのはやめるべきだと思います。

 両国の前線の兵士はもう戦闘をやめてほしい。ロシアの労働者階級はプーチンの侵攻を止め、ウクライナ労働者階級はゼレンスキー政権を倒すことによってまず国家間戦争を終わらせ、新しい労働者国家づくりに向かって進んでほしいと思う。

 戦争をやめて、ロシアが占領した地域ではプーチンの圧政に抗して、内部からロシアとウクライナの労働者の生活を゙再建するための闘いをはじめるほかないと思います。その闘いの中で次は何をなすべきか考えていくしかない、困難な闘いですが私は日本で支援します。