[186](編集)神恵内村核ゴミ処分場、国とNUMOの説明会へ

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 核ごみ請願 採決見送り 神恵内村議会 国に説明会要請へ

 【神恵内】後志管内神恵内の定例村議会(定数8)は16日、全議員が参加する総務経済委員会を開き、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査について、村商工会が村に応募検討を求める請願の最終日17日の採決を見送り、継続審議を決めた。村議会は国と原子力発電環境整備機構(NUMO)による住民説明会などを経た後に改めて請願を審議する方針。
 複数の村議によると村議会は賛成の意向を持つ議員が過半数を占めるといい、採決されれば採択の公算が大きい、その後、村は応募検討に入るとみられる。
 16日の請願審議は非公開で行われた。村議から住民への周知不足や審議時間の短さなどを理由に「慎重に審議すべきだ」などの意見が出され、継続審議が決まった。
 村議会として近く国、NUMOに対して村内4ヵ所での住民説明会開催などを要望する。開催時期は未定。国、NUMOから説明会の状況の報告を受けた後、改めて請願を審議する。
 取材に対し,伊藤公尚議長は「われわれも住民も勉強して理解を深めたい」と慎重に議論する考えを示した。高橋昌幸村長は、住民説明会について「公開の方が望ましい」とした。資源エネルギー庁の担当者は「要望をいただければ積極的に対応したい」と話している。(犬飼裕一、久慈陽太郎、上野香織)

※※※ コメント 石川木鐸

 国は全国どこでも「核のごみ」=「高レベル放射性廃棄物」の廃棄ができる場所であれば、どこでも良いと思っています。
高レベル放射性廃棄物を廃棄しても「好ましい」と国が考える「科学的特性マップ」というものがあります。

 以下に「原子力発電環境整備機構」の「科学的特性マップ」のアドレスをお示しします。

 しかし、自分が住んでいる市町村は核のごみが埋葬されても大丈夫でしょうか?
 また、「本当に『科学的』に正しい情報なのか」も疑いながら見てください。
 火山の半径15キロ以内や活断層周辺などをオレンジやグレーに塗って処分地選定の対象外にして、残りを緑、そのうち海岸から20キロ以内を港湾からの輸送面でも好ましい「最適地」として濃く塗っています。
 陸地だけとは限らず、海岸から15キロ以内んの「沿岸海底下」に処分地を建設することも以前から検討されています。
 しかし、火山国、地震多発国、洪水多発、風水害多発、台風多発の日本で、高レベル放射性廃棄物=核のごみを埋め垂れる=埋葬するというのは、正しいのでしょうか?10万年先には「害がなくなる」と言われるくらい、遠い話です。永久的に消えない放射能と言っても過言ではありません。それを受け入れますか、あなたは!!

https://www.numo.or.jp/kagakutekitokusei_map/pdf/kagakutekitokuseimap.pdf