[336](投稿)政府内から反発

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緊急事態宣言「もっと早く出すべきだった」自民中堅からも首相批判

与党は菅義偉首相が4日打ち出した緊急事態宣言の発令検討方針について「緊張感を持たせるという意味では効果がある」(自民中堅)と総じて好意的に受け止めている。一方で冬場の感染拡大は事前に予期されただけに「遅すぎ」との批判も上がった。
「すべて良かろうと思ってやってきたわけですが、思ったようにいかなかったところもある。速やかに政策を是正していくことは、命に関わる問題ですから大事なこと」。自民党森山裕国対委員長は4日、記者団にそう語った。森山氏は多人数会食の自粛など従来の政府要請について「一部協力いただけない方もおられるようだ」と指摘。新型コロナウイルス対策の強化に向けて政府や野党と連携していく姿勢を強調した。
 公明党山口那津男代表も首相の記者会見に先立ち、4日の党の仕事始め式で「今週以降、どう行動していったらいいのか。国民の行動や心構えをどうするかについて予測が立つような決定を期待したい」と言及し、政府に追加対策を促していた。
今年は10月に衆院議員の任期が満了となるため、秋までの間で衆院選が行われることが確定している。だが、菅内閣の支持率は感染再拡大に伴い下落傾向にあり、自民党関係者は「支持率が下がりすぎると『菅降ろし』になりかねない」と頭を抱えた。【飼手勇介、遠藤修平、東久保逸夫】
           
毎日新聞2021年1月4日  「東洋経済オンライン」より引用)
※※※ 骨川筋衛門のコメント

 「自公民の先生方」には、「緊急事態宣言『もっと早く出すべきだった』自民中堅からも首相批判」という見出しの通りの「この先に見えている『補選』や『衆院選挙戦』」のことしか頭にはないという状況は、現下の「コロカ感染拡大状況」を食い止める力になるのでしょうか?
 補選とオリンピック開催と衆院選の狭間で「困惑」していて、感染拡大をいかにして食い止めるかというのは、誰かがやるだろうという姿勢しか見えてきません。
 これでは、「助かる命も助からず、食い止められる感染拡大も食い止められず」ということになるのではないでしょうか?
 感染者だけではなく、職を失った方たちや、一人親の方たちのためにどうしたらいいのかということまで、考える能力のある「人物」は、払底しているのでしょうね。
 世界の、日本の「カジノ資本主義」の近未来の「危機」がここにも表れていると思います。
 読者の皆様は、現状をどのようにお考えになられますか?