[ 335](投稿)支持率低下 昨年暮れ

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12/29 18:36 更新 北海道新聞デジタル版より引用致しました。
菅政権、試練の年越し 支持率急落/コロナ対策/政治とカネ
 菅義偉首相は、新型コロナウイルスの感染拡大や「政治とカネ」への対応などで世論の批判が強まり、試練の年越しを余儀なくされた。有権者が新政権を好意的に見守るとされる発足後100日間の「ハネムーン期間」を過ぎ、内閣支持率は急落。首相は年末になって発信を増やし、年始からの立て直しを狙うが、野党は来年の通常国会でも一連の問題を追及する方針。4月に予定される衆参二つの補欠選挙も苦戦が予想され、結果次第で衆院選に向けた「菅下ろし」に発展する見方も浮上する。

 「国民の命と暮らしを守るために、先手先手で対応する」。首相は28日、新型コロナ対策への積極姿勢を記者団に強調した。当初は記者団のぶら下がり要請に応じない場面が目立ったが、今月に入って頻繁に質問に対応。25日には記者会見も開くなど、発信を重視する姿勢に転換した。

 背景には報道各社の世論調査による支持率低下がある。今月に入って9月の政権発足直後の60~70%台に比べ20ポイント程度低い30~50%台に急落。政府関係者は「安倍政権の岩盤支持層だった保守系の評価も落ちている」と危機感を強める。

 観光支援事業「Go To トラベル」を巡っては停止に至るまでの判断の遅れに批判が強まった。首相が28日、記者団に新型コロナ特別措置法改正案の早期成立方針を強調したのも、「後手対応」との印象払拭(ふっしょく)を狙ったとみられる。

 だがコロナ対応だけでなく「政治とカネ」問題も尾を引き、安倍晋三前首相による「桜を見る会」前日の夕食会費補填(ほてん)問題や、吉川貴盛農水相の不正な現金受領疑惑に対する政権への不信感は強い。

 首相側は年内に安倍氏を国会招致したことで正月休みを挟んだ「リセット」を狙う。

 これに対し立憲民主党など野党は年明けも追及の手を緩めない方針。28日には夕食会でのホテル側の明細書や安倍氏側が受け取った領収書を国会に提出するよう衆参の議院運営委員長と安倍氏に要求した。

 逆風が続く中、4月には吉川氏辞職に伴う衆院道2区の補選に加え、元国交相の立憲の羽田雄一郎参院議員が27日に死去したため、参院長野選挙区の補選も実施される。いずれも革新勢力が強い地域で、道2区は吉川氏の疑惑がつきまとい、長野選挙区は新型コロナ感染で死去した羽田氏の「弔い合戦」になる可能性がある。自民党内からは「相当不利な戦い」(党関係者)との声がささやかれる。

 ダブル補選で与党が敗北すれば東京五輪後に有力視される衆院選への影響は必至。党中堅議員は「首相を『顔』にして戦えないという声が強まる」と見通す。(藤本卓郎、吉田隆久)



※※※ 与謝野晶児のコメント


 10月ころから、菅政権の支持率の低下が始まっていました。70%くらいから、40%くらいに落ちていました。

 基本的には「Go To 」事業が新型コロナ感染者の増加を促進しているのではないか?と言われ、

ガースーは、「エビデンスは無い」とじたばた「抵抗」して、「Go To 」事業を継続していました。

 しかし、乾燥と寒冷化する季節には「インフルエンザ」が流行することが知られていて、新型コロナもインフルエンザと同様に感染者が増加すると感染症の専門家が予測していました。その予測がピタリと当たり、いまや、感染者数は増加の一途をたどり、医療崩壊寸前の様相を呈するまでになっています。12月31日の報道では、国内で新たに3846人が感染し、国内合計は231230人になり、死亡者は3456人になっています。

 そして、上記の報道に書かれている「政治とカネ」問題もあり、「吉川氏辞職に伴う衆院道2区の補選」と「元国交相の立憲の羽田雄一郎参院議員が27日に死去したため、参院長野選挙区の補選」も実施されるため、「ダブル補選」は、「相当不利な戦い」(党関係者)との声がささやかれているとのことです。補選で与党が敗北すると(行われるかどうかは、新型コロナの流行状況次第だと思いますが)「東京オリンピック」後の衆院選は、「首相を『顔』にして戦えないという声が強まる」と中堅議員は恐れているということです。

 都知事は「東京オリンピック」のことを考えて、当然のことですが、「会食 絶対なし 自粛 強く呼びかけ」と報道されるくらい、コロナ感染の増加に歯止めがかかっていないことに危機感をあらわにしています。 

 果たして、「支持率の行方は?」と「首相交代はありうるのか?」なども、どの党も、支持者や反支持者も興味深いところですが、われわれ人民は、コロナ増加の抑制策と医療崩壊をいかにして食い止めるのかと、また、職を無くしたり、食事さえ満足に食べられない方たちへの支援を政府は十二分に考え、実行に移すように、現政府に対して「金権政治反対!!」の大きな声を上げていきましょう!!