[381]<続報>病院長解任反対

① 「学長はあまり兼業しない」旭川医大巡り国立大学協会
1/29(金) 20:20配信

朝日新聞デジタル



 国立大学協会の永田恭介会長(筑波大学長)は29日にあった総会後の記者会見で、旭川医科大(北海道旭川市)の吉田晃敏学長が滝川市立病院(同滝川市)と「医療情報アドバイザー」の契約を結び、月額40万円の報酬を得ていたことについて、「一般的に学長はあまり兼業はしていない」と述べた。

 病院長の解任問題についての見解を質問された永田会長は、「学長の言い分も聞いて、これから判断したいと思う」と話した。そのうえで自ら兼業問題を取り上げ、「たぶん、一応プロセスはちゃんとしていたと思うが、一般的に学長はあまり兼業はしていないと思う。仮に兼業をする場合、相当に学内で審査を受けてやっていると思う」と語った。  また、筑波大では外部の有識者も参加する選考会議が病院長の選任や解任をしていると紹介。「旭川医科大の学則を見ないとわからないが、我々の大学では、(役員会が病院長を解任することは)ありえないことだ」と話した。(編集委員・増谷文生)

②「旭医大病院長解任の撤回を」 元患者家族らネット署名開始「コロナ禍で大変な時に学長が権力」
1/31(日) 11:11 北海道新聞デジタル



 【旭川旭川医科大が古川博之・同大病院長を解任したことを巡り、古川氏の解任撤回を求める署名活動が30日、インターネット上の署名サイト「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」で始まった。  旭川市の自営業佐々木香苗(かなえ)さん(39)が開始。古川氏は2019年に佐々木さんの長男(4)の肝臓移植手術を行った。佐々木さんは「新型コロナウイルスで大変な時に学長の権力で解任されてしまった。道北の医療を守るため1万人の署名を集めたい」と話す。署名は旭川医大などに提出する。  これとは別に、旭川医大助教授らが吉田晃敏学長の解任を求める署名活動を専用サイト「旭川医科大学吉田学長のリコール請願活動サイト」で行っている。

 ※※※ 真田幸村のコメント 

 この間、旭川医大の吉田晃敏学長が、旭川病院長の古川博之病院長を解任しましたが、旭川市のいくつもの病院と施設にコロナの集団発生が生じました。この状況で、吉田学長は古川病院長の「軽症のコロナ患者」を入れましょうと提言しましたが、吉田学長は「入院させるならおまえは首だ」とはねつけました。その後、会議がもたれ、そこでの発言がボイスレコーダーなどにとられ、広まったことが報道されました。吉田学長は古川病院長がボイスレコーダー等で自分の異常な発言を記録したと疑い、「病院長解任する」という行為にでました。国立大学協会の永田恭介会長は、筑波大学では「旭川医科大学の学則を見ないと分からないが、筑波大学では、役員会で病院長を解任することはあり得ないことだ」と発言しています。学内では「吉田学長の解任署名運動」が起こりました。旭川市中でも、古川病院長解任反対署名運動が起こっています。インターネットからも署名を受け付けています。読者の皆様、労働者の皆様、学生の皆様、「吉田学長の解任署名運動」に賛同し署名活動に署名・参加しませんか!!