「学長の職務、即停止を」 旭医大解任署名、全職員の過半数に
【旭川】旭川医科大学の教授らが発起人を務める「旭川医科大学の正常化を求める会」は１日、吉田晃敏学長の辞職や解任を求め２月２８日まで学内で展開した署名活動について、全教職員約２千人の過半数の１１０６人が最終的に署名したと公表した。これを受け同会は大学の学長選考会議に対し、吉田学長の学長としての職務を速やかに停止し、学長の職務代理を選任するよう新たに要請した。
同会はすでに２月２４日、署名数が学長解任規程の定める解任請求の条件に達したとして、学長選考会議に解任を請求していた。同会議による審査の日程は現時点で未定で、結論が出るまで一定の時間がかかる見通しだが、２月に行った署名活動では最終的に全職員の過半数が賛同したことから、同会は学長がこれ以上職務を続けるべきではないとして、速やかな職務停止と職務代理選任を要請したという。
同会は１日、吉田学長に対しても文書で辞職を要請した。学長は広報を通じ「コメントすることはありません」と述べた。（山中いずみ）(北海道新聞 2021・3・2 より引用)
※※※ 松尾馬生のコメント
やっと、「酔っ払い」の独裁者であり横暴であり賂（まいない）を滝川市から得ていた吉田学長が「コメントすることはありません」と白旗を挙げました。旭川医科大学の教授らが発起人を務める「旭川医科大学の正常化を求める会」の努力が実り、「１日、吉田晃敏学長の辞職や解任を求め２月２８日まで学内で展開した署名活動について、全教職員約２千人の過半数の１１０６人が最終的に署名した」と公表しました。
しばらく時間はかかるということですが、同会は、「学長選考会議」に、「速やかな職務停止と職務代理選任を要請」をし、同じく同会は吉田学長にも「学長がこれ以上職務を続けるべきではないとして、速やかな職務停止と職務代理選任を要請し」たところ、吉田学長は広報を通じ「『コメントすることはありません』と述べた」ということです。これからですね。旭医大全組織が正常化し、医療や研究や教育等に持てる力を傾注できるようになるには。旭川市はもちろんのこと、全道の患者さんやご家族や市町村で旭医大に期待しているいろいろな事柄に応えてほしいと思います。
